インプラントの危険性とメリット!!

インプラントの危険性とメリット!!

 

失ってしまった歯の代わりに、金属の人工歯根を歯茎の中に埋め込む処置のことです。機能性はもちろん、審美的な回復もとても大切です。何らかの原因によって歯を失ってしまった場合に、金属の人工歯根を歯茎に埋め込む口腔インプラント治療を行うことで、その上に人工歯を再建することができます。これにより機能性を回復(おいしく食事をしたり会話を楽しむなど)させることはもちろん、審美的回復(見た目の美しさ)も望めるので、失われた歯をほば元どおりにすることができる治療とも言えるでですが一概にインプラント治療といっでも、一人ひとりの状態に合わせた処置が必要になります。インプラントを埋めるだけでは機能や審美的回復を望めない場合もあるということです。それぞれのお口の状態やライフスタイルに合った治療法、歯科医師を探すことが大切ですね。

 

 

 

 

高い専門性が必要な治療です!!

 

 

具体的な話をすると、インプラント治療には口腔外科的分野に加え、歯を支える歯周組織分野の歯周病学、人工歯や入れ歯を被せる補綴学、またその歯科技工物を作成する歯科技工士さんや、インプラント周囲組織の管理を行う歯科衛生士さんにも高い専門性が求められます。つまり学問的にも臨床的にも連携が大切で、一つの分野だけでは完成できない治療法であるということです。そして様々な専門分野からみた診断を受けることが出来れば、治療の選択肢も増えることになります。例えば、インプラントを埋入する前にインプラント体を支える骨が足りない場合は骨を再生して骨の量を増大したり、歯肉が少なければ膨らませたりする処置の必要があります。逆にこの処置がうまくいかないと審美的には不十分な結果になってしまうこともあるので、とても大切な処置と言えるでしょう。そしてなにより、インプラント治療を選択する前に「歯を残すことはできないか?」と考えることが大切で、再生療法などの処置を行うことにより歯を残せるかもしれません。

 

 

 

歯科器具のめまぐるしい進歩!!

 

 

また、歯科器具の進歩もインプラント治療に大きな影響をもたらしています。CTや歯科用マイクロスコープ(顕微鏡)を使用することにより、今まで見ることができなかった歯茎の中の状態や、肉眼では確認できない細部まで正確に知ることができるようになりました。お囗の中の状態を正しく知ることで、どうして歯がダメになったのか?「なぜ抜かなければいけないのか?」を考えることが大切です。クリーニングが上手にできていない患者樣には歯磨き指導を行ったり、噛み合わせがよくない患者様には矯正歯科治療を提案したり、歯に対して部分的に力が加わりすぎないようマウスピースを作成することもあります。原因を放置したまま治療していては、歯がダメになっだのと同じようにインプラントもダメになってしまう可能性もあります。

 

 

 

歯をダメにしてしまう具体的な原因の一つとして、患者さん自身の「噛み合わせ」があります。噛み合わせが正常でないために、噛む力によって歯の崩壊を招いてしまうのです。そして、この正常でない力をコントロールして解決する手段として、歯の位置を正しく配列し綺麗な噛み合わせを作ることができる「矯正歯科治療」があります。インプラント治療と矯正歯科治療がなかなか結び付かないかもしれませんが、インプラントを埋めるための環境作りといった点において、非常に密接な関係なのです。この様にインプラント治療は、歯科におけるほとんどの分野が関係してきます。歯科における総合的な治療であり、これを行っていくために人の歯科医師だけなく、複数の分野の専門医が協力して一人の患者さんを診る包括的な治療が望ましい姿であると私は考えています。

 

 

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