風水の基本「四神相応」意味や理由を解説

詩人相応

 

吉相の土地「四神相応」

風水の常識では、家などの建物を建てる場合に、土地の吉凶を一番に重視します。地相の良い場所には良い気が流れて運気が高く、そこに住むと、繁栄して幸せになれるとされているからです。

 

その風水最良の吉地と言われているのが「四神相応」の地なのです。

 

これは陰陽五行に基づいた基本的な考えで、風水では各方位にはそれぞれ守り神がいて、東に「青龍」、西に「白虎」、南に「朱雀」、北に「玄武」の四神が守り、さらにその中心を太極の陰陽を表す匂陳と蛇が守っているとされています。具体的には、北に山や丘陵があり、東に川が流れ、南に海や池、または広々とした平野が広がり、西に大きな道が通っている地形のことで、龍脈と龍穴がもたらす最高の気を、良い水(川や道など)が気を活発にさせ、砂(山や小高い丘のこと)が龍穴に集まった気を逃がさないようにガードしています。この「四神相応」の地は、住居や都を置くには最適の圸と言われ、平城京や平安京、そして長い繁栄をもたらした江戸も、この思想から選ばれています。

 

しかし、現代社会ではこうした吉相の地を求めることはほとんど不可能と言えるでしょう。そこで環境改善の手助けをしてくれるのが四神たちです。四神の置物や絵は、良くない地相を吉相に変える大きな力だけでなく、財運、金運、出世運、発展などの開運パワーを持っていると考えられています。これらの守り神のパワーを利用して、四神相応の風水環境を整えましょう。

 

四神相応の環境の作り方

四神相応の理由

 

中国文化圏では、古来より「皇帝」をはじめ「主人」「長」は南を向いて座るのが良いとされてきました。この伝統的な中国特融の文化は、日本にも似たようなかたちで伝承され、江戸時代には「武士は南面す」と言われていたのです。主人が南に向いて座れば、前面は当然南となり、中にいる「朱雀」が前方や将来を見渡して情報を集め主人に伝えます。さらには、主人の右手の西には、強暴な虎を手なづけた「白虎」を配しています。そして主人の左手の東には、飛躍し主人の運気を上げる「青龍」を置いているのです。最後に、後方からの奇襲攻撃から身を守るために、亀の甲羅を山にみたてた「玄武」を北に置いています。また、主人は陰陽が入り混じり最も活性化している中心に座し、攻撃にも防御にも強い環境を作り出す、これが「四神相応」の考え方です。

 

風水には、周りの環境からその物件をみていく方法と、物件の中から判断していく方法があります。後者の手法により四神相応の環境をつくり出すのは、誰でも簡単にできます。物件の中から判断していく手法では、部屋の中心に立ち、メインの出入口の方角を南と見るのです。ですから、右手側は西で白虎、左手側は東で青龍、出入口の対面は北で玄武になります。つまり、部屋の出入口から、自分がこの部屋に入ろうとしている状況を想像し、右手側に龍、左手側に虎、正面奥に玄武を、そして出入口のドア近くに朱雀を圖くことにより、自分の家や部屋を、「四神相応」の環境として自分で作り出すことができるのです。


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