「宅卦」は風水の基本 【建物の吉方位2020】

宅八卦2020

 

 

 

建物の吉方位「宅卦」とは

宅八卦

玄関の向きで決まる家の吉凶方位

家の方位の吉凶を調べるのには、本命卦のほかにもう一つ「宅卦」があります。宅卦は、その家自体が持つ八方位の吉凶をみるもので、玄関の方位で決まります。家は玄関から大地の「気」を取り入れるため、玄関がどの方向を向いているかで取り込む「気」も変化するからです。ここで、一つ気をつけなくてはいけないのは、宅卦は玄関の位置する方位(これを門位といいます)で決まるのではなく、玄関の向く方位(門向)で決まる、ということです。

 

家の門向を知るには、方位磁石を持って玄関ドアの正面に立ってみましよう。このとき、背中は家の奥を向き、顔はドア(その先は家の外)を向いているはずです。顔の向いている方角が「門向」となります。また、風水では、建物の「向坐」を知る必要があります。「向」は門向、すなわち玄関が向いている方位で、反対の背中が向いているほうが「坐」となります。

※浮気されやすい家相

※「張り」「欠け」の考え方

 

 

8種類の宅卦と5種類の宅気

宅卦は、「向」の方位によって8種類に分かれます。そして、それぞれの宅卦には、「旺気」「生気」「洩気」「死気」「殺気」という5種類の吉凶方位があります。これらは「宅気」と呼ばれ、本命卦の8種と同じように大吉から大凶まで、それぞれの方位が意味を持っていますが、本命卦と違う点は、宅気は5種類で、宅卦によっては旺気が2方位にあったり、殺気が3方位にあったりと、吉凶にばらつきがあることです。

 

宅卦は、家全体の吉凶の方位なので、家族全体の運を象徴します。宅卦と本命卦がどちらも吉方位に当たるのが、その人にとってのよい部屋となります。本命卦と宅卦の吉方位が合わない場合は、本命卦を優先して考えます。また、家運や家族で使う部屋の吉凶を判定するには、その家の家長の本命卦を基準に考えます。宅卦と家長の本命卦が合っていれば、吉運の家となります。

 

【旺気】

家(部屋)の中で、最も旺盛な「気」がめぐる大吉の方位。健康、財産、地位、社会的評価、才能の発揮に関して即効性があります。

 

【生気】

家(部屋)の中で、将来的に活発な気がめぐる吉方位です。健康、財運、子供、配偶者に関して、おだやかな効果があります。

 

【洩気】

家(部屋)の中で、吉凶の境に当たる半吉半凶、小吉の方位。平常、平凡、単調な状態を表し、現状維持はできますが、発展性に欠けます。

 

【死気】

家(部屋)の中で、活気に乏しく消極的な気を持つ凶方位。健康、金銭、仕事面で苦労が多いが、活気を与えることで好転する方位。別名「財方」。

 

【殺気】

家(部屋)の中で、最も悪い気を持つ大凶の方位・健康ヽ金銭ヽ才能ヽ対人関係などいずれも不利で亠搨と物質の両面に凶作用をもたらします。

 

風水で理想の家づくりを目指すには

風水で理想の家をつくるポイントは、まず、@家長の本命卦の吉方位に玄関が向くことを考えます(玄関の位置する方位も吉方位だと○)。次にA家の中心や家長の本命卦の日当たりのよい吉方位にリビングを配置します(宅卦の吉方位と合っているとさらに吉)。家族それぞれの吉方位に部屋を配置しますにのとき宅卦の吉方位と合っているとさらに、合わない場合は、本命卦の吉方位を優先します。水まわりは、宅卦の凶方位か家族の本命卦の凶方位に置くとベストです。

 

※A・Bで本命卦での吉方位の配置が難しい場合は、宅卦の吉方位にそれぞれの部屋を配置します。また、ABともに八卦の表わす続柄の方位や運気などとリンクさせて配置すると、なお吉といえます。

 

B続いて部屋のレイアウトを、四神相応の形にして心地よい空間を目指します。そのとき部屋の中の物、部屋の持つ働きなどを五行の相生になるように整えると、よりよい気を得られる空間になるでしょう。たとえ凶相の条件が多い場合でも、@〜Cの吉の要素を少しでも取り入れ、よい気を集める家づくりを目指しましょう。

 

 

宅卦の方位の調べ方

まずは、自分の家の中心(太極)の位置を知ることが重要です。家の方位を知るためには、ます家の中心を出さなくてはなりません。最初に家の図面を用意します。正方形や長方形のように単純な形の家の場合は、対角線が交わったところが家の中心、「太極」になります。「張り」や「欠け」のある家や複雑な形の家の場合は、図面を厚紙に貼って切り抜き、重しをつけた糸を使って引き上げ、バランスのとれた場所が中心となります。次に方位磁石を使って部屋の方位を調べましよう。また、一戸建てで1階と2階(もしくは3階)の広さや形が違う場合は、それぞれの階ごとの中心点を出してから八方位を割り当てます。

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家相ではタブーとされる鬼門と正中線

「家を建てるときは鬼門と正中線に気をつけて」という話を聞いたことはありませんか? 太極から南北、柬西にまっすぐ引いた線を「正中線」といい、北西と南東、北東と南西にまっすぐに引いた線を『四隅線』といいます。日本では古くから北東(丑と寅の間)は、鬼が行き來する場所といわれ、不吉な方位とされてきました。そのため、四隅線のうち、北東の「鬼門」と南西の「裏鬼門」を結ぶ線は「鬼門線」とも呼ばれ、この鬼門線と正中線上に玄関や水まわりがあるのは凶相と考え、日本では、できるだけそのような間取りを避けるようにいわれています。

 

ただし、これは、中国から伝わった風水が、日本の陰陽道の考えと混ざり合って発達した「家相」の考え方です。家という建物そのものに方位による吉凶があり、それが住む人に影響を与える、と考える『家相』は、家の形や間取りで吉凶を占います。土地の形や周囲の環境などから、変化する気の流れを読み取り、吉凶を判断する中国風水とは、この点が異なります。もちろん、東西南北の方位を求める「正中線」という考え方は中国風水にもあります。けれども実際の吉凶を調べる際に「正中線」にかかるから凶、「正中線」にかからないから吉、というようなことはありませんし、中国風水では、「鬼門」という考え方自体がありません。あくまでも土地の気と本人の気(本命卦)の相性の問題です。

 

家における方位の吉凶は?

人に方位の吉凶があるように、実は家にも方位の吉凶があります。人の方位の吉凶は「本命卦」で調べましたが、家の方位の場合は玄関の向きから「宅卦」を求めて調べます。たとえば、南向きの玄関なら、家は北に座している「坎宅」になります。原則として「本命卦」と「宅卦」は、大か家かの違いがあるだけで、方位の吉凶の考え方は同じ。具体的には「坎宅」の吉方位は、本命卦が「坎」の大と同様、「東南、東、南、北」になり、凶方位は「西南、東北、西北、西」になるわけです。

 

一般に風水では、「本命卦」と「宅卦」が一致するのが理想的で、「東四命(坎・離・震・巽)」の人は、「東四宅(坎宅・離宅・震宅・巽宅)」に住むのがいいと考えます。ただ、ここでひとつ問題になってくるのが「本命卦」と「宅卦」は必ずしも一致しないということ。吉凶方位が正反対になってしまうことも往々にしてあります。そんな場合には、原則として1人暮しなら、自分の本命卦、家族で住んでいるなら、家の宅卦を優先して考えましょう。ただし、宅卦を用いる場合も、リビングやお風呂、トイレなど、家族が共同で使う場所は宅卦で見て、個人の部屋は本命卦で見ていく…というように状況によって使い分けてください。

 

長さから判断する家の吉凶

風水での吉凶というと、多くの人がまず方位を思い浮かべるでしょう。確かに、方位の吉凶は大切です。しかし、それと同じくらい重要なのが「長さ」の吉凶。物の長さにも、吉凶があるということは、実はあまり知られていません。たとえば家の門や玄関、窓から机、ベッドに至るまで、すべての物の長さには、吉凶があります。特に、玄関や部屋のドア、窓などは、家と一体になっているもの。それだけ影響が大きいので、きちんと一度、測ってみることをおすすめします。長さの吉凶は43mをひとつの単位として考え、それが「財、義、官、本」と呼ばれる4つの吉寸法と、「病、離、劫、害」と呼ばれる4つの凶寸法に分かれます。

 

 

「宅卦」と「本命卦 から部屋の配置を決める

部屋の配置の考え方としては、@宅卦や本命卦でわかる方位の吉凶から出す方法とA方位そのものが持つ意味によって決めていく方法の2つがあります。本サイトでは、@宅卦や本命卦でわかる方位に基づいて説明していきます。ただし、以下に挙げるのは、あくまで理想のパターンです。現実は理想どおりにはいかないものですから、あまり神経質にならないこと。部屋の方位に問題があったとしても、インテリアや色などを使って改善することができます。

 

玄関、リビング

宅卦の吉方位(生気、天医、延年、伏位)に配します。

 

寝室、子ども部屋

部屋を使う人の本命卦の吉方位(生気、天医、延年、伏位)に配します。夫婦で吉方位が異なる場合は、寝室の方位は夫に、ベッドの方位は妻に合わせるなど、バランスを取ってください。

 

トイレ、お風呂、キッチン

原則として、宅卦の「絶命」を除く凶方位(五鬼、六殺、禍害)に配します。水漏れや排水溝のつまりなど、水の扱いに注意することが必要です。また、キッチンの場合は、ガスコンロも凶方位に置くことが大切。吉方位に置くと、せつかくの吉運を燃やしてしまうことに。

※マンションの風水・家相

※鬼門を防ぐ方法!!

 

宅卦の基本玄関と太極の位置に注意

運気をアップするのに重要なのは、玄関と部屋の中心・太極の位置です。マンションの場合、部屋の玄関よりも建物自体のエントランスが重要。マンションのエントランスが家長の本命卦の吉方位が理想ですが、まずは「太極が部屋のどこにあるか」を重点的に考えるとよいでしょう。

 

最もよいのが、リビングやLDKにある場合です。家族が使うリビングに太極があれば、家族全員が太極の恩恵を享受することができて、家運がアップします。反対に、廊下や水まわりに太極があるのは、悪い気が強すぎて凶相となりますので、注意しましょう。特に水まわりにある太極は、すべての運を流してしまいますから、避けるようにします。また、リビングに太極があるマンションは、比較的廊下の少ない場合が多く、玄関から太極までの距離が短く、気が流れやすいため、その点でも運気アップにはよい間取りとなっています。

 

 

 


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