「鬼門」気になる?気にしない?

鬼門2020

 

 

 

やっぱり気になる「鬼門」

 

鬼門を恐れる必要はありません。ただし最低限のルールは守りましょう!!

 

鬼門」をどこまで気にするか。家づくりをするときの悩みのタネです。理由なく恐れるのはナンセンスですが、迷信だと言って無視するのは、やはり無知な行為でしょう。結論から言えば、「鬼門」方位には玄関や水場など、家の気を左右する場所を当てないことをおすすめします。というのも、「表鬼門」である東北と、「裏鬼門」である丙南の方位は、強力な磁力の慟く方位だからです。元来、風水では鬼門は運気の盛衰をつかさどり、新旧分かれめの方位とされてきました。たとえば十二方位でいうなら「表鬼門」は「丑寅」に当たり、この丑寅というのは、時刻に置きかえるなら夜から朝に移行する境目。さらに季節でいうなら冬から春への境界という意味を持ちます。まさに陰陽定まらぬ、激変のミステリーゾーンなのです。

 

また、鬼門が恐れられるに至ったのには、歴史的な背景もあります。そもそも「鬼門」のルーツは中国。古代中国の農耕民が、東北に住む遊牧民の襲撃を受けた際、敵が東北から襲撃したことから、この方位が「鬼門」と恐れられ、警護のために万里の長城を築いたのが発端です。また一説には、特に東北に入口のある家が襲われたために、束北の玄関がタブーとなったともいわれます。いずれにしても、日本では江戸幕府が江戸城の表鬼門に匕野の寛永寺を、裏鬼門に吉原の遊郭を置いて鬼門を封じるなど、歴史的に鬼門が特別視されてきたことは事実です。むやみに恐れる必要はありませんが、必要もないのに鬼門線上を侵すのは避けるようにしてください。

 



 

正中線

 

真北、真東、真南、真西の線上は注意して扱うことが重要です!!

 

「正中線」とは、「束」「西」「南」「北」の四方位の中心を通る線のことです。つまり「真東」「真酉」「真南」「真北」のこと。ふだんの生活ではどちらが真車か、などと意識せずに暮らしているものですが、実はこのラインが、家づくりの吉凶に大きくかかわってくるポイントのひとつなのです。というのも、方位の中でも特にこの正確な四方位からは強力なエネルギーが注がれてくる、と風水では考えるからです。ですからこの方位は家の設計をする際にも慎重に扱い、水場などが正中線エリア(正中線を中心とした15度の領域のこと)にかからないようにすることがポイントになります。

 

※浮気されやすい家相

※「張り」「欠け」の考え方

 

京都御所にも鬼門除けがある

京都は、気を発する山に囲まれ、風が通り、川が流れているという、「四神相応の地」でした。北には貴船山、船岡山、東には大文字山、西には嵐山などの山々から気が発せられ、鴨川、桂川という東西の流れで気が運ばれました。その地に京の都・平安京がつくられました。

 

平安京の最良の地には、京都御所がありますが、そこには、家相上おもしろい場所があります。御所を囲む築地塀の一角、ちょうど御所の鬼門・北東に当たる場所がイラストのように窪ませてあるのです。これは、「角をなくす」つまり「鬼門をなくす」という鬼門除けのようです。また、この場所は、猿が汢という名前がついていて、屋根の妻入り部分に、猿の彫刻が見えます。鬼門守護の猿が、御所の鬼門を守ってきたのだと思われます。

 

※「四神相応の地」とは?

 

鬼門は凶線方位なのか?

昔から、家の中央と、鬼門方位は、図にように凶線方位といわれ、この方位には、トイレ、キッチン、浴室などの三備を配置しないよう、戒められてきました。しかし、現代では、それらの制約を守っていると逆に住みにくい間取りになってしまうのです。そのような制約にとらわれず、通風・採光のよい安全・快適な家を第一に進めましょう。

 

鬼門と判例

鬼門に関連した1979年名古屋地裁での判例を紹介しましょう。「トイレが鬼門にかかっている設計は瑕疵(行為、物、権利などに本来あるべき要件や性質が欠けていること)である」との判決です。施主が鬼門からトイレを外してほしいと希望し、業者側も了解したにもかかわらず、その約束を守らなかったことが瑕疵として認められました。江戸時代と違って、科学が発達し、生活様式もがらりと変化した現代でも、鬼門を恐れる考え方は、根強く残っているという実例です。

 

 

鬼門は災いを呼ぶ

鬼門の方位

 

鬼門は江戸時代からいままで、長い間災いを呼ぶ方位・場所として忌み嫌われてきました。しかし現代では、鬼門説を家相のもっとも代表的な迷信と考える人もいます。安心・安全な家づくりのためには、正しい鬼門の意味を知ることが重要です。鬼門は、奈良時代(西暦600年前後)に中国から日本に伝わった家相に由来します。古代中国では、北東からの異民族による侵攻・殺戮、南西からの台風・季節風など自然災害が襲う方位を、鬼が出入りする方位・鬼門として恐れていました。その思想が日本に伝わり、まさに日本の地形が、北東から南西に伸びていることから、戦いや伝染病などの災いは、実際に北東・南西から来るものとの鬼門思想が日本に根付いてしまったともいえます。

 

鬼門・裏鬼門は気が乱れやすい

鬼門は東北を、裏鬼門は南西をさし、災いを招く大凶の方位として昔から恐れられてきました。陽気と陰気が入れ替わる方位のため、この気の変化は、住人にも大きく影響します。また、季節によって、冷たい空気や湿気を帯びた熱気が入り込みやすい方位でもあります。そのため、キッチンやトイレ、浴室などの水気・火気、不浄物などがあると、もともと乱れやすい気の流れがいっそう激しく乱されてしまい、住人にも大きな変動をもたらしてしまうのです。さらに、人きな窓や玄関などの開口部があると、陰の気が住まい全体に悪影響を及ぼし、次々とトラブルに見舞われることになります。

 

鬼門の方位を知り対策を考える

鬼門は、中国伝来の陰陽五行説に基づいて吉凶を占うもので、北東の表鬼門と、南西の裏鬼門とがあります。鬼門とは、「北東・南西という方位」ですから、病気になったり、不幸になったりするのは、その方位に原因があるのです。それならば、その方位の欠点を知り、その対策を考えればよいわけです。北東は、家のほかの場所よりも、「日当たりが惡く、寒くて湿気が乾きにくく、暗い場所」、南西は、「暑くて、ものが腐りやすい場所」です。鬼門を忌み嫌わずに、窓の取り方、住宅設備や建材の選び方などに配慮し、暑さ、寒さ対策を行います。その対策を行うことで、四季を通じて安心して健康的に暮らせる家をつくることこそが現代の鬼門対策といえます。

 

中国から伝わった家相に由来

北東の表鬼門は、江戸時代から災いが来る方位として、「水まわりをつくるな」「玄関をつくるな」と伝えられてきました。しかし、その意味の由来は、中国から伝わった家相にあります。国を守るために北東からの異民族の侵入を防御した中国の歴史的事実に基づいたものです。

 

なぜ、中国では、北東の異民族が中国を攻めたのでしょうか。その理由は、異民族の住む土地が乾燥しやすく、雑草しか生えないやせた土地だったため、家畜や食料を求めて滋養豊かな土地を持つ中国を攻めたのです。異民族が攻めてきた方位が、中国からみて北東だったことから、中国の人々は北東という方位を恐れ、万里の長城などで防御しました。北東に住む隣国の人がおそろしい鬼や竜のように攻め、盗難や殺戮を行ったことから恐れられていたのです。

 

現代的解釈で、家づくり・家選びを

もっとも、何千年もいい伝えられてきた家相ですから、さまざまな解釈や解説はあります。しかし、北東は日当たりが悪くて寒く、湿気なども残り、住まいが傷みやすいことも事実です。寒い場所ですから、着物を脱いで裸になる浴室やトイレをつくるときには注意が必要です。断熱性の高い構造・開口部にして外気の影響を受けにくくしたり、冬場は暖房し、温度変化のない暖かい場所にすると同時に、通風もよくして湿気を排出しましょう。暖色系のインテリアにすることでも暖かな雰囲気を演出できます。
また、昔から「鬼門には玄関をつくるな」ともいい伝えられてきました。これも中国思想上の影響で、災いのやってくる北東に開口部をつくるのを避けたのです。現代でも、表鬼門の玄関は、冬場は北風が住まいの中に入りやすくなりますので、異常に冷え込まないように断熱対策をすることで、吉の空間にすることができます。住宅設備や建材などが進んだ現代では、寒さや湿気を防ぐことができるため、それほど鬼門の定義は意味をなさなくなりました。鬼門とは、北東・南西という方位ですから、その特性を知って、「鬼門とうまくつき合う」ことです。

※マンションの風水・家相

※鬼門を防ぐ方法!!

 

 

南西を裏鬼門として忌み嫌うわけ

鬼門2020〜2019

 

家相は本来、陰陽五行説から由来しています。これらは、物事を「陰と陽」とにわけて考えることから、北東の表鬼門の陽に対する陰の存在として南西の裏鬼門が存在しました。表鬼門に対しての裏鬼門は、南西の方位をいいます。裏鬼門にもさまざまな説がありますが、自然災害の影響が大きい方位と考えられています。

 

南西は自然災害の影響が大きな方位

日本は農耕民族で、春に植えた作物を秋に収穫する、自然を相手にした農業で生計を立ててきました。そのため、農作物に影響を与える、南西から来る台風、それにともなう洪水などの災害を恐れ、南西の方位を裏鬼門として恐れたのです。とくに、季節風は、風速70メートル以上にもおよぶものもあり、農作物ばかりでなく、住宅や神社などの建築物にも大きな被害を与え、恐れられてきました。自然災害は現在も相変わらず発生し、南西と北東に伸びる日本列島では、台風もそのほとんどが南西から北東に移動しています。

 

南西の鬼門は暑さ対策も重要

一方で、方位的には、南西は夏暑く、ものが腐敗しやすい場所として、食物を扱う台所には不向きとされ、対応を間違えると、住む人の健康に大きな影響を与えます。夏は暑いため、キッチンの間取りを工夫することが重要です。西日をさえぎり、通風をよくすると同時に、便利な住宅設備や部材は積極的に取り入れて、気持ちのよい空間をつくりましょう。

 

また、表鬼門同様に裏鬼門も、玄関をつくると「人間関係が悪化する」「災いが起こる」といわれてきましたが、裏鬼門の方位が暑いことから、来客に不快感を与えたり、靴などのにおいがこもりやすいためでした。風通しをよくして、西日が入る窓は遮熱断熱対策をすることで解決できます。大切なことは、鬼門に神社仏閣のお札を張って鬼門封じをすることよりも、遮熱サッシやブラインドなどで西日対策をしたり、雨戸やシャッターで災害対策を行うことが、異常気象の多い現代の鬼門封じかもしれません。

 

方位の特性による室内環境の悪化

誰もが、災いを呼ぶ方位として忌み嫌ってきた鬼門をできるだけ避けて、安全な安心できる家を計画します。しかし、どこかの部屋が必ずといっていいほど、鬼門にかかってしまうのが、現代の住宅事情です。現代の鬼門の災いは、「方位の特性による室内環境の悪化」にあります。この悪い室内環境が、住まう人の体に負担となります。とくに、北や北東の浴室は、冬場は、寒いとヒートショックを起しやすくなります。

むやみに鬼門を避けると大凶に

しかし、凶といわれる鬼門にも対応策はあります。高気密・高断熱の構造、窓の位置、設備機器、内装材の選定の仕方によって改善できます。鬼門を避けるために、複雑な間取りの使いにくい大凶の家をつくるよりも、その理由を知り、対策を考えることが大切です。むしろ、現代の鬼門とも言える、昔の家にはなかったシックハウスや家庭内事故などといった「新たな鬼門」に注意して家づくりをしましょう。鬼門を方位としてだけでなく、不吉な場所として考えた場合、家の中には困った新たな鬼門があり、家庭内事故の原因となっています。間取りを一つひとつチェックして、安全な家相にしましょう。何を災いとするかは個人で異なると思いますが、現代家相により、快適な住まいになるよう対応できます。

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