関節リウマチと口腔ケアの関係性!!

関節リウマチと口腔ケアの関係性!!

口腔ケアでリウマチの症状が変わる!!

関節リウマチは自己免疫疾患のひとつです。原因は不明で、関節に痛みや変形が起こり、次第に関節の動かせる範囲が狭くなっていきます。初めのうちは手の指などの小さな関節での変形が見られますが、進行すると肩やひざ、またなどの大きな関節もおかされることがあります。

 

また、あごの関節もおかされるので、口が開かなくなる場合もあります。口腔ヶアをするときにまず問題になるのが、歯ブラシを捩れない、歯の裏側など角度を使ってみがく動作ができにくい、ということです。

 

 

持ちやすい歯ブラシでリウマチが治る!!

関節リウマチの人の手指の変形の仕方は、大によって微妙に異なります。福祉用具をはじめ、タオルやスポンジ、割り箸など身近なものを利用して、歯ブラシの柄を持ちやすくしてみましょう。握力も低下するので柄が太く、なおかつ軽いほうが使いやすいようです。また、握ることができなくなった大は、柄が輪の形になっていて、手を通すタイプのものもあります。

 

関節リウマチは「朝のこわばり」といって、朝起きたあとの1?2時間は、関節がかたくなるという特徴があります。歯みがきはこわばりの少ないときに無理せず行うのかよいでしょう。

 

 

歯周病であごの骨が変形することも!!

関節の変形はあごの骨でも見られることがあります。上あごに対して、下あごの骨が退縮するので、かみ合わせが悪くなります。奥歯がかみ合っていても、上の前歯と下の前歯の間にすぎまができてしまうことも珍しくありません。個人差はありますが、全身の関節の変形が激しい人ほどかみ合わせにも異常が起こりやすいようです。関節リウマチの人は、一度歯科医に相談してみることをおすすめします。

 

 

口腔ケアもリハビリのひとつです!!

関節リウマチは残念ながら根本的な治療法はまだなく、薬で症状をコントロールする治療が中心になります。関節が動きにくくなるので、そのままにしておくと、筋力や運動機能が低下していきます。それを防ぐためにも、なるべく日常的な動作は続けるようにしましょう。

 

口腔ケアは囗の健康を守るだけでなく、手指を動かしたりあごを動かしたりするためのリハビリになります。

 

 

在宅の人が口腔ケアを始めるには!!

在宅の要介護高齢者には介護保険サービスをはじめ、さまざまな介護や医療サービスのメニューが増えてきました。

 

口腔ケアに対するサービスでは、@訪問歯科診療で歯科治療を受け、その後、A介護保険の居宅療養管理指導で口腔ヶアを受ける、または医療保険の口腔ヶアを受ける、という2つのステップがあります。

 

@の訪問歯科診療は歯科医が自宅を訪問し、必要な治療を行うというものです。治療が終了したあとも必要に応じて定期的に口腔ヶアを受けるためには、Aの方法があります。これは歯科医師の指示に基づき、歯科衛生士などが月に2?4回口腔ヶアを行うというものです。どちらも歯医者さんに通院できないとどユ同齢者にとって便利なサービスです。

 

 

どちらの方法もまずは訪問してくれる歯科医を探すことから始めなければなりません。地域によって訪問歯科診療の普及状況は違いますが、探す方法はそれまずはケアマネジヤーに相談するか、市町村の介護保険窓口に問い合わせるとよいでしょう。

 

訪問してくれる歯科医を探すことができたら、電話で訪問日を決めましょう。痴呆の人は精神的に不安定な時期は避け、少し落ち着いてきたところで頼みましょう。歯科医には事前にどんな口の症状で困っているかを伝えておきましょう。また、座位がとれるか、どんな病気や障害があるか、といった高齢者の状況も伝えておきます。

 

歯科医の訪問日に家族が特に用意するものはありません。訪問介護サービスを利用するときと同じように気軽に歯科医を迎えましょう。高齢者の口の中を事前にきれいにできる人はしておきます。しかし、たいていの場合は口腔ヶアができにくい状態にあるので、無理をする必要はまったくありません。

 

当日は歯の検診が中心になります。その結果によって、今後どのよすな治療をしていくか、治療だけでなく定期的に専門家がかかわって口腔ヶアをしたほうがいいか、といった方針を決めていくことになります。どのような形で歯科治療や口腔ヶアを受けたいか、歯科医とよく話し合うことが大切です。

 

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