誕生と死、始まりと終わりを意味する「中央」方位

中央の吉相

 


 

中心にあって、誕生と死滅を意味する方位が「中央」です。八方位の中心は五黄土星です。五黄土星の土は、二黒の土が耕土の黒土をあらわすのに対して、黄土すなわち中国大陸や地球の大地を意味します。それは大地の生み出す力と、死滅したものを腐敗させる力の相反する面を象徴します。五黄年生まれ、五黄月生まれの人に関係が深い方位です。 中心の気はとても強いものです。極端な変化を表し、豊穣か破滅のどちらかにつながる可能性があります。この気は八方位と一緒になると、エネルギーを集める力を持ちます。仕事場の中心は、この気に空間と安定を与えるために、なるべく空けておくことが必要です。

 

何でも中央は大切なものです。都市の中心部には重要な機能が集まっています。人の体も中心は大切です。逆に言うと、中心が大切ではないものなんか、この世の中にありませんね。それなのに、最近の家では中央を大切にしていない。悲しいことです。たとえば、新しく都を造るというのは、大変なことですね。なんせ今まで野原や荒地だった所に、道をつくり、宮廷を建て、町をつくるわけですから……。そのときまず、専門家たちがその荒地に出向き、どこを中央にするか、あれこれ討論するわけです。そうです、まず始めに中央を決めるのです。それに用いられたものが、風水学だったのです。

 

 

中央位は、八方位の動きを支配する帝王星

九星盤の中央の位置は、八卦も方位もありません。ここを基本位置とする五黄土星は帝王星ともいわれ、八方位を支配しています。自然界でいえば、春夏秋冬の季節の変わり目にあたる土用のことで、運気は万物の化成(育て、つくり上げること)を示します。

 

 

「中央」の凶相と吉相

中央方位の凶相

●中央に欠けがある

●中央にトイレがある

●中央に吹き抜けがある

●中央に階段がある

●中央に天窓がある

●中央に庭がある

●中央に池がある

●中央に井戸がある

 

【運勢】

中央が欠けている場合は、「絶家」といい一代限りの家相となります。中心がないのは発展するための場所がないことを意味し、かなり極端な凶作用があらわれてきます。

 

【仕事運・出世運】

順調に仕事をこなしていても、いざというときに大失敗をしてしまいます。積極的な気持ちになれずチャンスを逃すことがあります。態度が猫の目のように変わるために周囲から信用されなくなります。恋愛におぼれて仕事が手につかないということもあるでしょう。

 

【家庭運・夫婦運】

中央に池や井戸がある場合は、浮気や不倫問題などのトラブルに見舞われ、家庭の中がギクシャクします。家族が病気になって治療費がかさみ、家の中が暗いムードになるでしょう。

 

【健康運】

中央にトイレがある場合は、家族のだれかが病気がちになります。「腐る」という象意からがんには要注意。とくに胃がん、大腸がん、子宮がんなど腹部にがんができやすい傾向があります。手遅れにならないようにしましょう。

 

 

中央方位の吉相

●中央に欠けがない

●中央が平らになっている

●中央に吹き抜けがない

●中央に廊下、階段がない

●中央にトイレがない

●中央に庭、池がない

 

【運勢】

中央の方位を示す五黄は、「大地、地球」をあらわしています。五黄土星は後天定位盤では中央に位置し、ほかの星を支配しています。これらのことから、さまざまな吉作用があらわれます。

 

【仕事運・出世運】

そのような仕事についても注目され、重要なポストを得ることができるでしょう。同僚や部下をうまく使い、大きな実績をあげることができます。困ったときには必ずサポートしてくれる人があらわれるはず。しかし、生産と死滅をつかさどっているので、うまくいっているからといって調子に乗るのは禁物です。信用を失わないように注意しましょう。

 

【家庭運・夫婦運】

家族が団結して円満です。しかし、それぞれが強<自己主張をすると言い争いが絶えなくなります。女性は仕事で成功しますが、家庭にも力を入れることが大切です。

 

【健康運】

腹部が丈夫で消化吸収力があるため、健康でバイタリティーあふれる生活を送ることができるでしょう。

 

※浮気されやすい家相

※「張り」「欠け」の考え方

 

 

「中央」方位の象意

中央の吉相と凶相

【九星】五黄土星

【十干】戌一己

【十二支】−

【易象】 Ξ(蚌)

【五行】土・湿

【季節】四季の土用

【五臓】脾臓(胃腸)

【色彩】黄

【味覚】甘・幽える(酸っぱみ)

【数象】5・10

【方位】中央

【五黄土星の象意】 無 古い 黄 反逆 殺害 強奪 廃物 渋滞 破産 失業 偽造行為 葬式 営業閑散 万事停止 名誉毀損 生物の死 死病 古い問題の再起 病気の再発 昔の友人のための散財

 

 

中央方位の象意【星・角度・方位にまつわる現象】

 

【天象】

どんよりした曇り 天候の変化 大荒れ

 

【人象】

老人 先達 悪漢 暴力団 強盗 窃盗 自殺者 取り壊し業者 古物商 浪人 浮浪者 取り立て業者

 

【場所】

ゴミ処理場 火葬場 墓場 暗いところ 汚いところ 残忍な行為の行われた場所 日陰の地 未開の地 荒野 荒地

 

【事物】

壊れたもの 腐ったもの 荒廃した家屋 古着 古道具 不用品 廃棄物 遺書 売れ残り品 傷もの いびつなもの さびたもの そのほかすべての役に立たないもの

 

【飲食】

香りも味もないもの 糖分も滋養分もないもの 古いもの かびたもの 臭気を放つもの 売れ残りのもの 食べ残しのもの 出がらし 納豆 酒粕 味噌 甘味すべて

 

【生理】

大腸 便秘 下痢 チフス 流産 胃がん 子宮がん 腹部発生の病気のすべて

 

【動物】

ゴキブリ ノミ ハエ 蚊 毛虫 人畜に害をなす毒虫のすべて

 

【植物】

毒草すべて

 

※「八方位」の意味と凶相・吉相

※【生年九星早見表】

※戸建ての風水・家相

 

 

日本の伝統家屋の「中央」的考え方!!

日本の伝統的家屋の町屋には、大きく分けて今井型と京都型がありますが、いずれにも共通して言えることは、家の中央を大切にして、家族の集まる部屋として使っていた、ということです。地方によっては、「おえ」とか「だいどころ」といい、土間にある井戸やかまどと隣接していました。家の中で一番大きな部屋であり、天井も張らない大空間である場合もありました。そこを時には食事に、時には家族団らんの茶の間として、また日常の接客の場として使用していたのです。しかし、中央がゆえに暗かったのです。光といえば、土間の吹き抜けから落ちてくるわずかな光だけです。それでもここが家の中心であり、生活の中央だったのです。そして、神棚を祀りました。ところが、現代ではどうでしょう。マンションをはじめとして、家の中心は廊下や階段になってしまいました。これではいけません。

 

中央が大切なのは、家や会社でも同じことです。居間や食堂などの大事な部屋を、中心に配しましょう。廊下や水回りを中心に配置するのは、よくありません。風水では、家や建物の中央のことは、「太極」と言います。気の集まる場所なので、いつも家族が集まる部屋があるのが最適です。

 

 


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