感染症や歯周病の具体的な対策とは?

感染症や歯周病の具体的な対策とは?

歯周病・感染症はほとんどの場合、手洗いすれば大丈夫!!

感染症

 

口の中には細菌が繁殖しやすいといっても、ほとんどの場合感染性の高い危険な細菌はありません。介護者が唾液や血液に触れても、健康な人の皮膚にはある程度バリア機能があるので、流水で流せば細菌は流れてしまいます。

 

ただし、B型肝炎やHIV(エイズウイルス)、結核、インフルエンザなどの大を介護するときは、正しい方法を知っていれば決してこわいものではありません。

 

 

感染予防の基本は手袋と手洗い!!【歯周病】

細菌は健康な人の皮膚にはつきにくいものですが、小さな傷があれば、そこから侵入します。また、場合によっては介護中、指をかまれるとい事故もなきにしもあらずです。口腔ケアは使い捨ての手袋を使用し、終わったら手袋を捨て、石けんを使って手をよく洗いましょう。手首や指の間、爪の間なども注意してよく洗ってください。
汚れたままの手であちこち触ったり、ものを食べたりするのはタブー唾液や血液に触ることがある口腔ケアです。正しい方法で感染を防ぎましょう。です。介護者を介してほかの人に感染しないよう注意が必要です。

 

 

歯ブラシもよく乾燥させることが重要!!

用具も清潔にしておきましょう。囗の中の細菌をきれいにする歯ブラシには、当然のことながら、細菌がつきやすくなります。そのまま湿り気のあるところに置いておくと、衛生的によくありません。歯ブラシは使ったら流水でよく洗い、水をきってから乾燥させてください。ときどき熱湯をかけて消毒するのもよいでしょう。うがいのコップや受け皿なども忘れずに清潔にしておきましょう。

 

 

A型肝炎

経口感染

 

ウイルスに汚染された飲食物を口から摂取することで感染します。ウイルスは便に出るので、感染者の便の処理には注意が必要です。口腔ケアのときの唾液や血液では感染しません。

 

 

B型肝炎・C型肝炎

血液感染、母子間の垂直感染

 

歯肉から出血している血液が唾液に混じっていることがあります。口腔ヶアのときには、手袋をして直接触らないようにしましよう。

 

 

H i V

血液、非加熱製剤、母子感染、精液など

 

口腔ヶアの際は、唾液に混じった血液が手の切り傷などから侵入する可能性もあります。手袋と手洗いで予防しましよう。

 

 

インフルエンザ

飛沫感染

 

くしゃみやせきなどで飛んだ唾液を吸い込むことで感染します。口腔ケアをするときには、目の細かいマスクをし、終わつたら手洗い、うがいをします。

 

 

結核

空気感染

 

くしゃみやせきで飛んだ結核菌を吸い込むことで感染します。マスク、手洗い、うがいで感染予防をしましよう。ただし、結核菌の感染力は弱く、菌を排出していない人もいるので、それほど神経質になる必要はありません。

 

 

MRSA

接触感染

 

MRSAはどこにでも見られる細菌で、健康な人の皮膚や粘膜についてもそれほど心配はありませんが、抵抗力が落ちると増えて日和見感染を起こします。菌は痰やうみ、鼻汁、便や尿などに出て、衣類や寝具にも付着するので、それらの処理に注意が必要です。

 

 

 

薬で歯周病の症状をコントロールできる!!

 パーキンソン病は脳の神経細胞が減少し、神経伝達物質のドーパミンがうまく作られなくなってしまうことで、からだの動きにさまざまな症状が出る病気です。肺炎などが合併しやすいので口腔ケアが重要になってきます。主な症状は手足の震え(振戦)、手足の筋肉のこわばり(固縮)、動きが乏しくなる(無動)といった3つの症状です。知的機能はしっかりしています。薬で症状をコントロールしながら、できるだけ発病前と同じような生活を続けることが大切です。

 

 

歯みがきは震えが少ないときに口腔ケアをしましょう!!

手の震えはパーキンソン病が進行した人でも、1日中起こっているわけではありません。ある程度薬でコントロールすることができ、症状がまったく出ない時間もあります。歯みがきは食べたらすぐにみがくのが基本ですが、調子のよいときでかまいません。

 

症状の出方は拮備的なものも大きく関係していて、人にじろじろ見られたり、震えを止めようとして焦っ手の震えや筋肉のこわばりといった症状があり、歯ブラシを持ちにくくなります、たときなどに、ひどくなる傾向があります。介護者は症状を指摘したり、「早くして」などと焦らせるのはやめましょう。手が震えて歯ブラシがうまく動かせない場合は、介護者が手を添えて、一緒に動かしてあげましょう。

 

パーキンソン病の人の歯ブラシは、まず持ちやすいことが大切です。また、意図しない方向に手が震えることがあるので、歯肉を傷つけないように、やわらかい歯ブラシを選ぶとよいでしょう。症状が進行すると姿勢を保持するのがつらくなる場合があります。その場合はクッションなどで首を支え、誤嚥しないように注意します。

 

 

いつも口をもぐもぐしている人の口腔ケアは危険!!

食べ物をかんでいるわけではないのに、口をもぐもぐさせている高齢者をよく見かけます。これは、専門的にはオーラルディスキネジアと呼ばれる症状。口や舌が勝手に動いてしまう不随意運動で、ほとんどの場合が原因不明です。

 

口腔ケアをするときには、口や舌の動きを強引に押さえつけるのではなく、動きに逆らわないように歯ブラシを動かします。入れ歯の金具などに舌が当たり、傷を作つていないか、口の中もチェックを。傷から細菌が感染し、発熱を起こす人もいます。


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