歯みがき・口腔ケアでインフルエンザを防ぐ

歯みがき・口腔ケアでインフルエンザが防げる!!

口腔ケアでインフルエンザの予防!!!!

 

冬から春にかけての時期、抵抗力が低下した高齢者が最も注意したいのがインフルエンザの流行です。ワクチンもこれから流行する型の予測が合えば有効ですが、毎日の口腔ケアとい弓身近な方法が、インフルエンザの予防になることをご存じですか。ある特別養護老人ホームでは、2年前から入所者の口腔ケアに取り組んでおり、特にインフルエンザが流行しているときには、口腔ケアと緑茶による水分補給を実践しました。その結果この施設では、インフルエンザにかかる人がほとんどいなかったといいます。

 

 

囗の中をきれいにして防御機能を高めるよう!!

口の中をきれいにすることが、なぜかぜやインフルエンザの予防につながるのでしょうか。私たちのからだは普通、細菌やイルスが侵入しようとしたとき、異物を侵入させまいとする防御機能を持っています。たとえば、異物が鼻から侵入すると、鼻毛にからめとられたり、くしゃみで外に飛ばされます。

 

また、口から入ろうとすると唾液に含まれた抗菌物質で弱らされ、のどへと侵入しにくくなります。仮にのどに侵入しても、粘液につかまって、痰として外へと出されてしまいます。しかし、囗の中が細菌で汚れていては、防御機能がうまく働きません。口腔ケアは、囗の中をきれいにして唾液がよく出るような状態にしたり、囗に飛び込んだインフルエンザウイルスやかぜの細菌などを洗い流せるという効果があるのです。

 

 

食べられる人は免疫力も高い!!【インフルエンザ予防】

ウイルスや細菌がさまざまな防御機能をかいくぐって、体内に入り込んでも、すぐに病気を起こすわけではありません。異物に対する抗体やリンパ球が細菌やウイルスに対して猛攻撃をかけてくれるからです。こうした免疫力は年齢とともに低下していきますが、栄養状態が悪いとさらに低くなります。抵抗力をアップし、健康を保つには、やはり囗から食べられることが基本。囗を健康に保つことは、全身の健康を保つことにつながることをお忘れなく。

 

 

からだは動かさないと歯は衰える!!

骨折などで長期に安静を保つたり、「疲れる」などの理由で、からだを動かさないでいると、いつの間にか勣くことができなくなってしまい、全身の機能が衰えてきます。これを廃用症候群といいます。ひとたび廃用症候群に陥ると、さらに動くことができにくくなり、より重度の廃用症候群になってしまうという悪循環が起こります。そうならないために、毎日の生活のなかで食事をきちんととり、からだを勣かすことが大切です。

 

 

廃用症候群の症状
  • 血圧の調節機能が低下し、起立性低血圧(立ちくらみ)を起こしやすくなる。
  • 心臓の機能が低下する。
  • 肺活量が減り、感染症になりやすくなる。
  • 筋肉が衰え、からだを動かすことや姿勢を保つことが難しくなる。
  • 手や指、足などの関節の柔軟性がなくなり、固まったまま動かせなくなる。
  • 骨がもろくなり、骨折しやすくなる。
  • 平衡感覚が低下し、からだのバランスをとりにくくなる。
  • 食べ物をうまく飲み込めなくなり、誤嚥しやすくなる。
  • 食欲が低下する。
  • 排泄機能が低下し、膀胱炎や便秘などになりやすい。
  • 脳への刺激が減り、うつ状態になったり、痴呆の原因になる。
  • 床ずれができやすくなる。

 

 

口腔ケアの基本は歯と歯肉のブラッシング

 

基本はブラッシング!!!!

 

口腔ケアの基本は歯みがき、つまり歯と歯肉のブラッシングです。歯みがきの目的は次の2点fです。基本を守ってブラッシングしましょう。

  1. 口の中にたまった小さな食べかすや歯垢(プラーク)をきれいにし、微生物の繁殖を抑えて歯石がつかないようにする。
  2. 歯肉を歯ブラシでマッサージすることで血行をよくする。歯みがきは歯をみがくだけではないことがおわかりでしょう。歯がある人はもちろん、1本もなくなってしまった人でも、歯みがきを続けることが大事です。

 

 

舌の異常は病気のもと!!

高齢者で多い舌苔は糸状乳頭が伸びてその上に細菌が繁殖したものです。白っぽいこけや黒っぽいこけが舌全体を覆い、ひどい場合は味がまったくわからない状態になってしまいます。こけの上に白っぽい固まりが点々とついている場合はカンジダ症が疑われます。カンジダという真菌が舌の粘膜で繁殖したもので、通常は、ガーゼでぬぐうときれいになります。部分的に舌苔のような汚れがある場合は、まれに舌がんである可能性があります。いずれも素人判断せず、歯科医に相談してください。

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