口腔ケア・歯周病予防の第一歩は歯科検診

口腔ケア・歯周病予防の第一歩は歯科検診から

歯科検診をきっかけに!!!!

 

口腔ケアの目的は、むし歯や歯周病、口臭の予防だけではありません。生活にリズムを作り、食べること、話すことを支援し、QOL(生活の質)を高めるという、大きな目的があります。しかし、「さあ、今日から口腔ケアを始めましょう」といっても、何かのきっかけがなければ、なかなか始められないものです。歯科検診は、口の健康に対して関心を高めるので、口腔ケアをスタートするには最もよいきっかけになります。

 

 

歯科検診のメリット!!

敵と戦うには、まず敵を知るべし口腔ヶアを始めるには、まず、口の中の状態を知ることから始めましょう。一見、汚れているだけに見える口の中でも、治療が必要な場合もあります。歯科医は専門的な立場から治療が必要かどうか、今の口腔ケアの問題点は何か、ということを見極め、そのためには何をすべきか適切に指摘してくれます。さらに、口の中の健康は治療だけすればいいというものでも、口腔ケアだけすればいいというものでもありません。治療と口腔ヶアは口の健康を守る。車の両輪”なのです。

 

 

歯科検診を受けるには!!

歯科検診を受けるにはどうしたらよいのでしょう。通院することができる場合は、それほど悩まなくても通院しやすい近くの歯科医院で検診を受けることができます。しかし、からだが不目由で通院することができない場合が問題です。訪問して検診してくれる歯科医を探さなければなりません。介護保険サービスを利用している人なら、まずはケアマネジャーに相談してみるとよいでしょう。

 

また、自治体によっては地域保健・老人保健事業の一環として、高齢者を対象にした歯科検診を行っています。保健所が歯科医や歯科衛生士を自宅に派遣してくれる場合もあるので、問い合わせてみましょう。近くの歯科医で往診をしてくれるところでもよいでしょう。特に、ここ1?2年、歯科医を受診していないという人は、ぜひ検診を受けることをおすすめします。

 

 

自宅で歯科検診を受けたいときは!!

  • ケアマネジャーに相談する。
  • 市町村の高齢福祉課、介護保険窓口に問い合わせる。
  • 最寄りの保健所に問い合わせる。
  • 歯科医に訪問歯科診療をしてくれるか問い合わせる。
  • 地域の歯科医師会に問い合わせる。
  • 日本訪問歯科協会に問い合わせる。

 

 

歯の治療費はいくらか書くのか?

「歯の治療費は高い」というイメージを持つ人は多いでしょう。それは、医療保険の適用外で入れ歯を作ったときなどの場合です。実際は歯の治療を受けてきちんと歯を残すと、第1章でもいつたように、全身的な病気にかかりにくく医療費は低くなります。鹿児島県歯科医師会の調査では、70歳以上で自前の歯が20本以下の人は、20本以上残っている人に比べて、医療費が3割も高くなった、というデータが出ています。

 

訪問歯科診療の初診料は、75歳以上の老人保健で1割か2割。一方、口の汚れを放っておいて誤嚥性肺炎になった場合、1週間入院すると2万円前後(差額ベッド代は含まず)がかかります。あなたは、どちらが得と思いますか?

 

 

できれば毎食後に手入れを!!!!

一見きれいに見える入れ歯でも、細菌はびっしりと付着しています。人工の歯なのでむし歯にこそなりませんが、汚れたままにしておくと、黒ずんだりいやなにおいを発するようになります。毎食後、入れ歯を洗うのが理想ですが、無理な場合は寝る前に一度、ていねいに洗いましょう。

 

 

汚れがつきやすいところは!!!!

入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があります。総入れ歯で汚れがつきやすいのは、普通の歯と同様に歯と歯の間など。また、歯肉と密着する裏側の部分も汚れやすいので注意しましょう。部分入れ歯は人によって大きさも形状も違い、複雑な形をしているので、汚れがつきやすくなります。特に金属の部分は手入れを忘れがちなので、気をつけてください。

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