【浴室の風水】 2021の方位は北西!!色はどうなの?
お風呂好きの日本人にとって、浴室はただ体を洗い流すための空間ではなく、のんびりと湯に浸かり心身 の疲れをとるくつろぎの空間です。水や火を使う浴室は、キッチンやトイレとともに、家相上もっとも注意をしなければいけないといわれて きました。
浴室の風水・家相
浴室は、体の汗や垢を洗った汚水を流し、浴槽の水を沸かし直したりします。湿気がこもりカビが発生しやすく、それが建物自体の寿命に影響を与えるため。不浄の場所々とされ、北東や南西の鬼門方位の浴室は「宗族に不幸が訪れる」とまでいわれます。北東は寒くて暗い方位ですから、浴室は暖まりにくく、湿気で建物が傷みやすく、南西は湯を沸かす火が南西の風にあおられ火災を起こしやすい、といった経験から嫌われたのです。しかし現在では、マイコンのボタンひとつで湯が沸かせるシステムバスをはじめ、設備機器も開発され、鬼門を必要以上に恐れる理由はなくなりました。
浴室づくりで大切なのは、熱損失を少なくするために、窓を小さめにし、風通しも確保してください。宗族が入浴を済ませたら、浴槽の湯を 抜くことも大切です。カビが発生しないように水気を軽く拭き取り、つねに清潔にしましょう。浴室の内装に暖かみを もたせるとよいでしょう。
湿気をとって凶を吉に
家相では、家の中央を含めて三所は鬼門方位になるため、中央にある浴室は凶相とされました。現代でも、中央の浴室は、大凶です。機密性の高い現代の住まいでは、中央に浴室を設置すると湿気が排出される場所がないからです。中央に浴室があるマンションなどは間取りが変更できませんから、なるべく人浴後は浴槽の水を抜くようにして、浴槽から壁、床などの水気を軽く拭き取り、浴室の除湿と乾燥を心がけてください。
寝室の隣に浴室があるのは凶
寝室と浴室を隣接させたり、寝室内に浴室をつくる傾向が最近みられるようになりました。一見便利で合理的と考えがちですが、浴室は、建物内でもっとも湿気が高くカビが発生しやすい場所です。乾いた布団や衣類が多い寝室に湿気が流れ込みやすくなり、カビやダニを発生しやすくし、健康面でも注意が必要です。隣が寝室または同空間にある場合は、入浴後は浴槽の水を素早く流し、浴室内を乾燥させる習慣を守ってください。湿度は、均衡する性質を持つため、湿気は乾いたほうに流れていきます。
浴室の上の トイレは凶
二階のトイレはいまや当たり前につくられていますが、浴室の上にトイレはつくらないようにしてください。トイレは排泄物の飛びはねなどから、長年使用していると、まず床が傷んできます。トイレの下にある浴室も高い温度や湿度で、腐敗を早めますから、浴室の上にトイレがあれば、建物の傷みも早まるので要注意です。上階にトイレがある浴室なら、浴槽の湯を抜き取り乾燥をしっかりすること。防水・断熱性の高いユニットシステムバスがよいでしょう。トイレの床も耐久性の高いトイレ専用床で施工してください。
凶相浴室の 内装を変えて大吉に
色彩は、人間の心理、生理、物理的に作用する力があります。色彩のもつ力を利用して、疲労の防止や作業効率を上げることをカラーコンディショニングといいます。北、北東などの寒い場所を寒色系の内装にすると、より寒さを感じて血圧変動が大きくなり、脳卒中や心筋梗塞などを起こしやすいでしょう。暖色系に変えるだけで、視覚的にも暖かみを感じ、体におよぼす温度変化も少なくなります。たとえば、内装や浴槽をピンクやベージュ系にすると心身ともにリラックスできます。また、暖色系の入浴剤を使うと、低い温度でも暖かく感じます。色彩を工夫して寒い浴室を大吉にしましょう。
お風呂の水はためておいても大丈夫?
よく「お風呂のお湯を浴槽にためておくと、気を停滞させるので、残り湯は必ずj荒しましよう」といわれています。確かにもっともらしい感じがしますが、中国風水にはこのような考え方はありません。換気をよくして、余分な湿気がこもらないようにすれば問題ありませんし、万一の災害に備えてため水をしていても、運気には影響しません。ただし、湿気と清潔さには気をつけましょう。
健やかな体は浴室でつくられる
金運と深い関係がある浴室は、実は健康運にも大きな影響を与える場所です。元気で健康に暮らしたい!と思うなら、浴室の風水でその願いをかなえましょう。この風水の方法は、とても簡単。香りと色を上手に使うだけです。まずタオルやソープトレイなどのバスグッズは、薄いグリーンでそろえること。グリーンは生命力をあらわす色で、健康運のアップにパワーを発揮してくれます。また入浴剤には、ラベンダーがおすすめです。疲労回復やリラックスなどに効果があるラベンダーの香りに包まれていれば、自然と気分が安らいで元気が湧いてくるでしょう。さらに、ミニサイズの観葉植物を置くのもポイントとなります。浴室の中で停滞しがちな気を活性化し、余分な湿気も吸収してくれます。浴室にいながらにして森林浴も楽しめる、一石二鳥の健康風水です。
換気と清潔さを心がけること
浴室は、最初に「汚れた場所である」と割り切って扱うこと。それが浴室を考えるときの基本となります。というのも、浴室は水を使う場所であるだけでなく、水が「たまる」場所だからです。水というのは流れが止まった瞬間から、腐敗が始まるものです。バスタブにためた湯はもちろん、湯を流した後も湿気が室内にこもって気をよどませる原因となります。さらにユニットーバス方式のバスタブの場合には、浴槽の下が汚れの温床になっているのが現実なのです。
排水口にパイプでつながったものと、1度バスタブの下にたまってから流れる構造の2タイプありますが、身体を洗った汚水がこのように掃除のできない場所にたまる仕組みになっているのですから、清潔だとはいえません。このように、見た目よりも汚れているのが浴室です。湿気と汚れという条件が整えば、気がよどみ、雑菌が繁殖しがちです。洗面所も同様で、見た目はキレイでも給水用のタンクには常に水がたまっており、扱いには注意が必要です。大切なのは、気軽に扱わないことです。以下に注意点を述べましたので参考にしてください。最初から気をつけて扱いさえすれば安心して暮らせます。
思わしくない方位ならバスタブと排水口をズラす
鬼門や正中線エリアの思わしくない方位に浴室を配さなくてはならない場合は、どうすればよいのでしょうか。そんなときは、せめて水を流したりためたりする場所だけは、凶方位を外れるように工夫が必要です。つまりバスタブ、蛇口、排水口、配水管、給水タンクを、なんとか凶方位からズラせばよいのです。それだけで凶意をかなり軽減することができます。同様に火気を扱う湯沸かし器の場所も、正中線エリアから外すようにしましょう。
何よりも大切なのは換気
窓や換気扇は慎重にしましょう。浴室の気を滯らせないためには、換気をひんぱんにすることが肝心です。タイルの目地にカビがすぐ生えることでもわかるように、多少換気するぐらいでは浴室の湿気を取り除くことはできません。基本的には、窓を設けることをおすすめします。防犯上、大きすぎる窓は問題ですが、小さすぎると換気の役割を果たせないので、適度な大きさは確保したいところです。隣接する建物の関係でどうしても窓が取りつけられないなら、換気扇を設置しましょう。いずれにしても湿気がすぐに乾き、空気が滞らない環境をつくるにしましょう。
排水口の詰まりをなくす
浴室の排水はとても大切です。排水が詰まっている家は、その家から移転することになったり、アレルギー性の皮膚病などに悩まされることになります。排水囗のまわりはいつもキチンとキレイに清潔に。シャワーや浴室の給湯、給水のカランは、ピカピカにしておくことです。お湯や水がきれいなところから出てくるというのは、ツキを持ったお湯や水が使えるということです。
シャンプーや石けんも良いものを
いくら節約したいからといって、徳用シャンプーなどの大きなボトルのものはいけません。人問関係や移転問題を起こす引き金になりがちです。レギュラーサイズのものにしましょう。石けんは上質のものほど社会的な人望がアップし、交際運にも吉。
石けんはつくられた場所の方位でパワーが異なるため、目的別に輸入品を使う手もあります。西のパワーがあるフランス製やイタリア製なら、入浴しながら金運がアップ。イギリス製は地位や名誉の力を備え、いざというときに頼りになる人が出現します。アメリカ製は企画力や営業成績が高まり、若い人や営業職の人には最適です。においは流行の源をつくる作用があり、風水では流行とは幸福のある場所の意味。香りの良い石けんや入浴剤で幸運をキャッチしましょう。
バスマットは日に当てて使う
運気を高めるには、方位のラッキーカラーや淡い柄のバスマットを使うこと。それを無視して濃い色やきつい柄のものを選んだり、いつまでも同じものを置いておくと愛情運がダウンし、ご主人があまり家に帰らなくなる危険性がありますし、仕事や人間関係でもダメージが生じます。3日に1度は洗い、よく日光に当てて乾かしましょう。
リネン類は清潔な白に
バスタオルやハンドタオルなどは、白がいちばんいいのですが、ベージュ、オフホワイト、グリーン、ブルーなど淡い色なら吉凶はありません。淡いレインボーカラーの7色のタオルを用意し、毎日交換するといいでしょう。派手な色ものは、陰陽が出すぎて、強く作用を及ぼします。タオル類はきれいに洗い、直射日光に当てて乾燥させたフカフカのものを使うこと。洗面所の収納棚にきちんとたたんでしまってください。
浴室の吉凶ポイント
【吉】清潔で明るい浴室で健康運アップ
暗くじめじめとした浴室は、悪い気が集まるため、夫婦仲や結婚運に悪影響が。凶方位に配諞する浴室は、明るく、湿気がこもらないようにしましょう。
【吉】大きな窓で素早く湿気を逃す
悪い気がこもりやすい水まわり、浴室に大きな窓があると、湿気もこもりにくく、明るい陽の気が入ってバランスがよく、健康運もアップします。
【凶】残り湯を溜めたままでふたもしていない
風水では湿気は大敵なので、残り湯は最後に入った人が抜くのがベストです。しかし、最近は防災的な観点から、残り湯を溜めておく人も多いでしょう。その場合、せめて浴槽のふたをしっかり閉めておくことが大切です。湿気が浴室にこもるのを防いで運気ダウンを抑えます。追い焚きする場合も、2〜3日で水を替えることをおすすめします。お風呂あがりに必ずふたをするようにしましょう。
【凶】浴槽や壁に水垢やカビがある
湿気のこもりやすい浴室は、換気をよくして常に清潔を保つことが基本です。浴室に水垢やカビがあると、健康運や美容運がダウンします。毎日換気をしてこまめに掃除すれば、水垢もっかず、カビも防止できます。入浴後は窓を開けたり換気扇を回すなどして、湿気を逃がしましょう。お風呂あがりに壁や浴槽にっいた水滴を拭き取るのもいいでしょう。こまめな掃除を 欠かさないようにしましょう。
【凶】排水口の髪の毛をそのままにしている
汚れのたまりやすい排水囗は、風水的に見て重要なポイントです。排水囗が清潔であれば、美容運はぐんと上がります。反対に、髪の毛などがたまっていると、とたんに運が落ちるので注意が必要です。汚れがたまると、触わるのがますます嫌になってきます。こまめに毎日取り除きましよう。毎日の入浴後に掃除をする習慣をつけましょう。
【凶】タオルや足拭きマットを何日も替えない
浴室で使うタオルやマットは、泥やホコリなどの見える汚れがつかないので、つい長い間使いがちですが、実際にはたくさんのバイ菌や厄がたくさんついています。汚れが目立たなくても、こまめに取り替える習慣をつけましよう。せつかくお風呂で厄を落としても、再び体に厄がついてしまいます。2〜3日に一度は洗濯しましょう。
【凶】シャンプーボトルを床に直置きしている
風呂場のシャンプーボトルやソープディッシュは、床や台に直置きしないことが重要です。見た目にも散らかった印象がありますが、液だれしてボトルの底にカビやヌメリが発生し、健康運や美容運を大幅にダウンさせます。ラックなどにすっきり収納して、水気がたまらないようにしましょう。シヤンプーボトルはラックなどに収納するようにしましょう。
【凶】シャワーだけで湯船につからない
湯船につかるということは、厄を落とすことにつながる開運行動です。シャワーだけですますと、その日の厄を落とすことができません。面倒でも毎日お風呂にゆっくり入ることで、運気が少しずつアップしていきます。できれば塩や入浴剤を入れ、ゆっくり湯船につかるようにしましょう。湯船につかることを毎日の習慣にしましょう。
【凶】浴槽はドアと向き合わない位置に
ドアを開けてまっすぐの位置に浴槽があると、ドアからの気が直射して凶作用をおよぼします。この場合は、頭の位置をずらして入浴するなどの工夫が必要です。
【凶】水まわりの水漏れは金運を逃す
金運を呼ぶといわれる水を無意識に流してしまっていては、お金は逃げていくばかり。また、健康にもよくありません。水漏れはすぐに修理をしましよう。
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浴室があってもよい方位・悪い方位
浴槽が大凶方位にかかるとさまざまなトラブルに見舞われます。汚れや汗を洗い流す浴室は、陰気が強く、トイレと同様に、どの方位に置いても吉相にはなりません。できるだけ凶意の少ない方位を選んで設け、入浴後はすぐに排水することが大切です。とくに浴槽が大凶方位にかかると、健康運にも影響してしまいますから、間取りを決める際は、慎重に方位を選ぶようにしましょう。なお、水気が及ぼす凶意は、2階よりも1階のほうが弱まります。浴室はできるだけ1階に置くようにしましょう。
●北の浴室は子の方位に注意
北の浴室は、子の方位に浴槽や窓を設けないようにすれば占となります。子の方位に浴槽があると、子どもが病弱で夫婦のコミュニケーションもうまくいかず、家庭が暗くなります。
●東北の浴室は大凶相
鬼門となる東北に浴室を置くのは大凶相です。家族が病気がちになるなどの不運が続き、仕事運にも恵まれず、家運は衰退していきます。
●東の浴室は卯の方位に注意
日当たりのよい車の浴室は基本的に吉相ですが、浴槽が卯の方位にかかると、子ども、とくに男の子のやる気をなくさせます。窓はできるだけ大きくします。
●東南の浴室は巽の方位に注意
風が入りやすい車南の浴室は吉相です。人きな窓があればより吉意を呼ぶことができます。ただし、巽の方位に浴槽があると、対人関係でトラブルが起こりますから、浴槽は東寄り、または東南寄りに置くようにしましょう。
●南の浴室はできるだけ東南寄りに
南に浴室を置く場合は、浴槽をできるだけ東南寄りに設置することが大切です。午や丁の方位は、努力が実を結ばない凶相です。
●南西の浴室は大凶相
南西の浴室は、どの方位に浴槽を配置しても大凶相となります。主婦の運勢が低下し、健康運や金運にも恵まれません。
●西の浴室は辛の方位に浴槽を置く
西の浴室は、辛の方位に浴槽があり、酉の方位に窓がなければ吉となります。酉や庚の方位に浴槽があるのは、金銭問題や異性問題が起こりやすい凶相です。
●西北の浴室も凶相
西北の浴室は、一家の主人の健康運や仕事運、財運に悪影響を与えますが、亥の方位であれば凶意は薄れます。
どうしても避けたい方位は「東北」と「西」
最初に守っていただきたいのは、タブー方位を避けることです。それは「東北」と「西南」です。この2つの方位にだけは浴室を配さないほうがよい、と覚えておいてください。日本の風水家相でい裏鬼門に当たる方位で、扱いが難しいので、汚れやすい水場を置くのはおすすめできません。この方位に浴室を配すると、浴室自体が傷みやすくなりがちです。さらにジメジメした湿気が家全体に影響を与える心配もありますので、避けたほうが良いでしょう。
無難な方位は「東」「東南」「西」
理想を言うなら、問題のない方位は「東」「東南」です。とはいっても「東」や「東南」は家にとって大切な方位なだけに、他の部屋に当てたいことも多いはず。そんな場合は、次点で「西」がよい方位になります。いずれの場合でも、正中線エリア上は避けるようにするのが基本です。特に「西」に浴室を設ける場合には、注意が必要。この方位は一家の金運を左右する重要な方位なので、浴室が真西にかからないように気をつけてください。水には「流れる」とい手意味があるので、西に水場がかかるとお金が出ていく象意になってしまいます。次の選択肢としては、「南」と「北」もまず問題のない方位です。ただし「北」は火と相性が悪く、南は水と相性が悪い方位ですので、湯沸かし器とバスタブの位置は必ず正中線エリアを外すようにすることが条件です。
北の浴室は「凶」
特に、北の正中線に近いところに風呂釜があれば、火気使用で凶です。バスタブがあれば、水をたくさんためることになり、水気使用でこれも凶となります。
さらに北の浴室は、不倫などご主人が外で遊んでしまいたくなるのです。北は、男女、特に夫婦仲に深く影響する方位です。仕事がさほど忙しそうでもないのに、ご主人の帰宅が遅かったり、外泊が多かったりする場合は、よく注意してください。
北の浴室は寒いので、換気がしにくく、冬は結露した水が凍ったり、建物の傷みが早いので、こうしたことに対する処理を十分考えておくべきです。
正中線上に風呂釜、バスタブ、シャワーのカラン、給湯カラン、窓がこないようにプランして、床はすべりにくい素材にします。自然石(御影石など)は相性がよくありません。タイル貼りでブルー系やベージュ系にしましょう。壁もデザインタイルなどで暖色系のものを中心にしましょう。天井は、耐水性とカビを考えて、化学合板系の素材にしましょう。木質系の天井はカビを妨げればベストです。