• やわらかい毛のものを歯ブラシは市販されているものでかまいませんが、高齢者には毛がやわらかめのブラシの部分があまり大きくないものがよいでしょう。柄の部分は真つすぐで、やや大き目のものが持ちやすいようです。柄は使う人の状態に合わせて工夫しましょう。毛は3列のものが適当で、毛先が長すぎるとすぐ開いてしまいます。ナイロン製が一般的です。歯ブラシの持ち方は、自分でみがく場合も介護者がみがく場合も、鉛筆を持つように持つと小刻みに動かすことができます。
  • 電動歯ブラシの使用は慎重に電動歯ブラシは便利ですが、最近の製品は振動が速く、歯肉にはれなどがある大には刺激が強すぎるようです。使える大でも長時間は使わないほうがよいでしょう。また、重いものが多く、高齢者には使いづらいかもしれません。介助して使う場合は、歯肉や粘膜を傷つけないように注意しましょう。

 

 

入れ歯洗浄剤を選ぶときは表示を確認しましよう!!

入れ歯洗浄剤には主に3つのタイプがあります。それぞれ特徴があるので、用途によって使い分けるのも方法です。特に表示で注意するのはつけておく時間。指定された時間を超えてつけておくと変色することもあります。

発泡タイプ

通常の汚れ落としにはぴったり。泡と過酸化水素で汚れをとります。カンジダなどの微生物にはやや効果が弱いようです。

 

酵素系

酵素の力で微生物をきれいにします。しかし、タバコのヤニや茶渋などにはあまり効果がありません。

 

次亜塩素酸系

強い殺菌作用がありますが、長い時間つけておくと、入れ歯の金属やプラスチックが変色することがあります。

 

 

片まひがある人はほかの障害もあるので注意!!

片まひは脳卒中(脳血管障害)の後遺症のひとつです。脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れたりしてさまざまな障害を残しますが、障害の程度は脳の血流障害がどの範囲に及んだかによって決まります。多くの場合、片まひのある人は嚥下障害、楫音障害(ろれつが回らない)、失語症なども併せて残ることが珍しくありません。囗の中では、舌やほおの筋肉の動きや感覚が低下し、まひ側に食べかすが残っていても気づきにくくなります。

 

 

本人にまひ側を意識してもらう方法とは!!

片まひの人はまひ側の感覚が鈍くなっているばかりか、まひ側の物が見えているのに認識できない場合があります。そこで役立つのが手鏡です。まひ側を鏡に映すという簡単な方法で、まひ側を意識することができ、食事や口腔ケアがスムーズにできることがあります。もちろん、鏡に映しただけではできないこともあるので、そのときは介護者が声をかけたり、手を貸してあげましょう。片まひがある人はブクブクうがいをすることが難しく、口から水がピューツと吹き出すことがあるので、周りが濡れてもいいように工夫をしましょう。

 

 

持ちやすい歯ブラシを使いましょう!!

きき手にまひがある場合は、歯ブラシを上手に使えなくなってしまいます。電動歯ブラシは歯に当てるだけなので、使いやすいかもしれません。まひが軽い場合は、まひ側の手で歯ブラシを持ってみがくとリ(ビリになります。ブラシの柄にスポンジを巻いたり、柄を曲げたりして持ちやすい工夫をしてください。

 

 

うまくかめない人は歯科医に相談しましょう!!!!

強い片まひが残ってしまった人は、まひ側のあごの骨が萎縮し、入れ歯が合わなくなることもあります。また、筋肉が入れ歯を押さえておくことができないので外れやすくなります。まして嚥下障害もある人にとって、入れ歯が合わなくなるのはダブルショック。早めに歯科医に相談し、食べられる口の環境を整えてもらうことが大切です。

 

 

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