このページを要約すると・・・【南の方位】ちょうど正午にあたり、最も力と恵みにあふれ、名誉と地位の輝き、知恵、隆盛を象徴しています。一日の午前十一時から午後一時、午の刻。一年では夏、旧暦五月、午の月(五月)。五月五日は龍を船首に飾って競争する端午節。十干支では、干支が馬である庚午、壬午、甲午、丙午、戊...
風水を理解するには、まず方位から始めなければならないのです。方位は空間と位置を知る重要な手段なので、おろそかにすることはできないのです。時間と空間は人生に欠くことができないものです。時筒は天の時を示し、現在を軸としてその前は過去、後は未来となります。空間は地理を示し、現在の位置を軸にして、指南針で東、南、西、北の四正と東南。東北、西南、西北の四隅の位置と方向を確定します。
住宅風水に使用される方位盤は南が上で、北は下にあり、一般の地図とは逆のつくりになっています。しかし、風水書の中には北が上で、南が下というものもあるのです。これはただ見やすさを考えたもので、風水術からみれば正しいものとはいえないのです。運命学では、南が「火」、北が「水」に属し、また南が天、北が地となります。火は上に燃え、水は下に流れます。また、天は上、地は下にあります。このため、住宅風水で使う方位盤は南北が一般の地図とは逆になっているのです。
方位の意味は抽象的ではっきりしないですが、住宅風水学による優劣評価の根本の基本原理であり、これをもとに住宅の位置と方位の優劣を推測するのが家相です。風水の影響はゆっくりと歳月をかけて現れるが、十中八九は的中するものです。必然とも偶然ともいえるが、いずれにしても前もって推測したものは実際の状況とほぼ一致し、細部に至るまで一致することさえあるのです。そうでなければこれほど信頼されないはずです。
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