家庭運を左右する「家族の定位」とは

家族の定位

家族の定位

 

家族が幸せになる定位に改善

定位の吉凶は運勢を左右し、自分ばかりか、家族にも大きく影響していくものなのです。下で開設する定位と家族の関係を見ながら、家庭の状況をもう一度確認してください。一人ひとりに何か問題を抱えているとしたら、それぞれの方位を吉相に改善していくことが必要です。

 

 

〈主人の定位〉

西北方位・六白金星方位

 

家の主人、つまり家長にとっては北西方位が定位になります。この場合の主人とは、ご夫婦と子供だけの家庭であれば夫、両親と同居していればご主人の父親になります。日常的に使用する部屋を北西方位に配置したほうがよいでしょう。

 

北西方位に「欠け」などがあると、家の主人としての地位が不安定になっていきます。家族の中で威厳が保てず、家族から疎外されてしまいます。非行なども心配です。仕事運などにもかかわります。「欠け」や不浄物があるケースなどは、その「欠け」を解消していく手立てを講じ、不浄物を清潔に保つなどの日常的な改善に取り組んでいきましょう。

 

 

〈主婦・妻の定位〉

南西方位・二黒土星方位

 

家の主婦、奥さんの定位は南西方位です。南西は家庭の雰囲気を良くして、温かい家庭を築くためには大切な方位です。

 

この方位に「欠け」があると、おおむね主婦の行動か粗暴になってきます。日常の言葉遣いが乱暴になったり、家族に接する態度がきつくなったりします。けんかや言い争いが絶えなくなります。家庭内は暗く、家族がバラバラになってしまう危険性が大です。

 

 

〈長男の定位〉

東方位・三碧木星方位

 

長男は、初めての男の子で、両親の期待を一身に集めて成長していきます。男として、立派な人間に育ってほしいと願う人は多いでしょう。東方位の扱いをないがしろにしてしまうと、長男としての責任を果たさないばかりか、逆に親を泣かせるような結果になってしまいます。

 

 

〈次男の定位〉

北方位・一白水星方位

 

次男は長男に比べて、自己主張が強くなります。そうした強さが裏目に出て、両親や学校などを悩ませる存在にもなります。

 

定位である北方位に不浄物があったり、物置やごみ置き場があったりして侵されていくと、成績は上がらず、暴力沙汰や不純異性交遊などで問題児になっていきます。

 

 

〈三男以降の定位〉

東北方位・八白土星方位

 

東北方位は表鬼門です。ここをけがしていくことは、家族全体にも影響を及ぼしていきます。子供が成長していくうえでは、性格をねじ曲げて、ひねくれた心のもち主に育ってしまいかねません。まずは、東北を吉相にしていくことを考えましょう。

 

 

〈長女の定位〉

東南方位・四緑木星方位

 

長女はどうしても甘やかされて育てられていく傾向があるようです。ここに「欠け」があると、長女に怠け癖がつきます。依頼心がより強くなり、結婚も縁遠くなります。

 

 

〈次女の定位〉

南方位・九紫火星方位

 

次女は、長女や長男の兄弟、両親の様子を観察しながら成長していきます。南方位の家相に欠陥があると、反抗的になったり、良くない友人ができたり、周囲から疎まれるような人間に育ってしまう危険性があります。

 

〈三女以降の定位〉

西方位・七赤金星方位

 

兄弟や親との関係の中で、いろいろなことを学習していくのが三女以降の女の子です。定位の西に欠陥があると、とにかく口のうるさい子どもになっていきます。周囲の仲間たちからもうるさがられてしまいます。

 

運勢には「定位の法則」が深くかかわる

家族の方位

 

定位をおかすと凶作用が襲う!!

 

風水家相術において、最も重要なのは、上でも触れた「定位」です。現在住んでいる家の中で、九星や十二支にあるあなたの定位に該当する部屋や場所をいつも吉相に保っていくことが、運を開いていく何よりも近道になります。

 

定位をけがしたり、おかしたりしていくと、さまざまな凶作用が襲ってきます。仕事はなかなかうまくいかなくなるでしょう。人間関係もギクシヤクしてしまいます。あなた白身や家族に病気がちな人が出てくるでしょう。定位はそれだけ、私たちの運勢を左右する方位になります。住んでいる住宅の定位がどのようになっているかは、そこに住む人、家族の運勢に影響し、5年後、10年後の人生に大きな変化をもたらしていきます。

 

それだけに今、家相を改善していくことは、これからの人生を幸せに送れるかどうかの分かれ道になるでしょう。

 

 

九星、十二支以外の定位

家相を見ていくうえで、定位にはいろいろな考え方があります。十二支、九星というその人がもっている運命的な方位は定位の中でも最も重要ですが、それ以外に家族関係での定位というものがあります。これは、方位の特性から確立されてきた考え方です。ここでは、定位を簡単に紹介しましょう。

 

・主人=西北・六白金星方位

・主婦=南西・二黒土星方位

・長男=朿・三碧木星方位

・次男=北・一白水星方位

・三男以降=東北・八白土星方位

・長女=東南・四緑木星方位

・次女=南・九紫火星方位

・三女以降=西・七赤金星方位

 

ここでお話しした九星と十二支以外の定位もとても大切なものです。たとえば、ご主人の定位に、ほかの人の部屋があった場合などは、ご主人の力が衰退していくという凶作用が表われてきます。家を新築したときや引っ越した新しい家では、誰がどこの部屋を使うかを考えます。このとき、定位を十分に考慮してください。

 

 

「方位風水」で可愛がられる嫁に

西南への旅行で家族の絆を深めることが大切です。夫の両親と仲良くなりたいと思うなら、詞姑も含めた家族全員で旅行に行くのがおすすめです。ここでポイントになるのは、旅行に行く方位。必ず「西南」に出かけるようにしましょう。

 

「西南」は家庭運を司り、家族の絆を強くするパワーを持っています。家族で出かけることで、夫の両親ともいい関係が築けるようになるでしょう。また、宿泊先はホテルよりは旅館にすること。家庭運アップに必要不可欠な「土の気」は、旅館のほうに多くあるからです。

 

嫁姑関係は「西南」と「東南」で好転

さらに、嫁姑の関係をとくに好転させたい場合は、家の「西南」と「東南」をチェックすること。「西南」は母を表し、「東南」は娘を表す方位。この二つの方位をきれいに掃除して風通しをよくすれば、まるで実の母娘のように嫁姑の関係も風通しがよくなっていくでしょう。

 

とくに今の状況が険悪な場合は、「西南」と「東南」にピンクの花やキャンドルなどの小物類を置くといいでしょう。ピンクの持つパワーが「西南」と「東南」の「気」の流れをスムーズにします。その結果、お互いの気持ちを理解し合えるようになるはずです。

※「四神相応」詳しく解説!!

※トイレの風水

※キッチンの風水

 

 

一家の離散を招きやすい家相

一家離散の家相

 

家とは、愛情と血縁関係で結ばれた家族が生活を共にする場ですが、その家の間取りによっては家族が離れ離れになって一家衰亡に至ることもあります。そのような不幸な事態に陥らないためには、宅心と西北、南西をチェックしてみましょう。もし次に述べるようなことが重なっているときは、できるだけ早く住まいの気を整えて、家族が仲良く団結して暮らせる家にしたいものです。

 

宅心が凶相では団結力も弱まる

宅心は家の心臓部とも言えます。ですからすべての気はここから八方に分散していきます。したがって、宅心が凶相では、どんなにほかの間取りがよくてもよい気の恩恵を受けることはできませんし、家族の団結力も弱くなります。宅心がトイレにある場合は、ピンク系のトイレタリーでまとめ、花を飾って個別の部屋として扱います。花瓶はクリスタルグラスにすると、凶意を散らす効果があります。

 

 

 

西北の欠けは父親不在の相

父親の位置である西北(乾)の欠けは、父親が家に居つきにくいことを暗示します。西北に部屋があれば仏壇や神棚を置き、神仏の加護を得られるようにします。仏壇や神棚を置ける部屋がなければ、お札をはるだけでも効果が得られます。

 

南西の大張りは母親不在の相

一方、母親の位置である南西(坤)の大張りは、母親の勢いが強すぎて父親の運を衰退させて、やはり一家離散を招くことになります。パッチワークなど布製のものや木枠の時計を飾ってソフトなムードにすると凶意を抑えることができます。


 このエントリーをはてなブックマークに追加 

※記事内には「PR」の宣伝活動および、アフィリエイト広告が含まれております。