引っ越しの風水 【部屋の方位 2024~2025】

各部屋の方位を風水で判断

引っ越しの風水

 

玄関の方位と位置

玄関の風水

 

風水は太陽信仰であることは、他のページでも解説してきました。つまり、太陽のエネルギーが大きい方位は運気を盛り上げ、逆に小さい方位は運気が衰退することを意味します。太陽のエネルギーが強い方位、それは東と南です。日が昇る方位である東は成長や可能性といった意味をもち、今後の発展性を秘めています。太陽が頭上にくる南はまさに絶頂のエネルギー、ほとばしるエネルギーといった意味をもち、燃え盛る火のごとく盛んな勢いを示します。

 

玄関は人の出入りする場所です。つまり住人は出入りするたぴに、その方位から気龍のエネルギーを受けることになるのです。だからこそ、運気の上昇する意味をもつ気龍を選んで玄関の位置を定めるのがよいのです。簡単にいうと、東から南の間が吉です。ただし、真南の場合は注意が必要です。この方位の気龍は最も勢い盛んであり、時として住人がそのパワーに圧倒されてしまう場合もあるからです。住人がその気龍に負けないエネルギーをもっている場合はプラスの効果として十分な働きをします。しかしとくにそうでもない場合や、壮年期を過ぎて落ち着いた生活を送りたいと考えているような場合には適しません。強い気に引きずられて、落ち着きのない生活になってしまう場合もあります。二十四方位でもっともよいとされている方位「巽」はまさにこの東と南の中間点にあります。ほどほどに運気の強いところ、という判断があるのです。

 

※「四神相応」詳しく解説!!

※トイレの風水

 

それでは西と北の玄関はどのような意味をもつのでしょうか。西は安定から斜陽の運です。第一線から引退した老夫婦の住まいの場合は、静寂や現状維持ということで問題はありませんが、これから社会で活躍しようという人にとっては、運気を衰退させるよくない方位です。

 

北は衰退の運です。ものごとがどんどんマイナスの方に傾いていきます。南方の玄関が貯蓄の幸運を招くとしたら、北の玄関は借金を増やすようなものです。これは極力避けていただきたいものです。

 

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台所の方向

台所の風水

 

台所とは料理をする「かまど」を意味します。料理をする場所のエネルギーは食物に影響しそれを食べる人の健康をも左右することになります。

 

東や南にある台所は吉です。とくに東は太陽の力の強い方向ですので、そこで家族が食卓を囲むようにすれば家庭の絆も強くなります。また、台所でとくに大切なのはコンロ(火)の向きです。東向きの台所がよいとされるのは、多くの場合ガスレンジやコンロの正面(つまみのある側)が西を向いて設置されるからです。西は陽が沈む方向。つまり火も必要以上に勢い盛んになることはなく、火災の心配も少ないというわけです。南の台所の場合にも同様のことがあてはまります。

 

気をつけたいのは北の台所です。北の壁を背にしてガスレンジなどを設置した場合、スイッチは南の方向を向いてしまいます。南は四つの方向の中でも最も火の勢いが強い方位なので、火は燃え上がりやすく炎も不安定になります。つまり、台所を発火地点とする火事が起こるのはこんな場合なのです。また、台所の入口と他の部屋の入口が向かい合っていると、家に住む大が怒りっぽくなるといわれているので、避けた方がよいでしょう。トイレと台所が向かい合っているのも悪い例です。家族の健康が損なわれる恐れがあり、風水では絶対にこのような配置はしません。玄関から見える台所も、家庭の事情が外にもれることを意味し、好ましいとはいえません。

 

他にも、玄関と台所の位置関係には注意したい点があります。まず、玄関が北向きで台所の入口が北にある場合ですが、家族の誰かが腎臓系統の病気にかかる可能性が考えられます。玄関が北で台所も北、さらに寝室の入口が北東を向いている場合、住む人には事故がつきまとい、犯罪に巻き込まれることもあります。開運風水の例としては、玄関を南側につくり、台所への入口も南を向かせます。さらに寝室の入口を北に置くと健康が増進されて、家族の気持ちも明るくなります。

 

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寝室の方向

寝室の風水

 

睡眠は静養して力を蓄える。そのために心と身体の両面の休息をとることが最大の目的です。しかし、潜在意識である心は絶えず働いていると考えられ、その方面からの心理学の研究も長く続けられています。寝室の位置がよくないと、生活や仕事に障害が起こったり、活力が失われていくことになりかねません。そのために注意すべきポイントがあります。

 

 

居間の方向

居問とは家族のくつろぎの空間です。また最近の傾向としては、応接室を設けずに、この居問に来客を招いたり、場合によっては食事の場としての機能も果たします。ですから居間の位置などを決定する場合には、どの機能を重視するかによっても大きな差が出ます。

 

風水では八脚の円卓を置くことを習わしとしています。これは、円卓の中心には太極があり、その周りに八卦が配置されているという儒教の思想からきています。また四神相応の思想をもとにして四脚の卓も用いられます。いずれにしても卓は神聖な場所と認識し、普段は上に物を置いたりしないことです。

 

家の中心からみた居間の入口の方位ですが、居間にとってはこれが最も重要です。「巽」や「卯」を用いることで家族の和がさらに強まることになります。「巽」には組織の安泰を約束するという意味があり、「卯」には友好的で和のある関係がつくられるという意味があるからです。六十四卦でいうと窓の方位を「兒」や「臨」に開くとよいとされています。「兒」には向上と秩序ある関係が保たれるという意味があり、「臨」には和して勢いが盛んという意味があります。このために勝海舟は自らの船に「咸臨丸」と命名し、和を求めたといいます。

 

 

トイレの方向

トイレの方向はそこに住む人の健康や社会的生活に大きく影響するという意味において重要です。ここでは避けたほうがよい方位について説明しましょう。トイレはおおむね西の方位に位置するとよいとされます。その方位の「遯」は事業では実り、精神面では安定を意味しているからです。

 

南の運勢は個人の”名誉”を意味する位置です。ですから、そこにトイレがあるということは名誉に汚点がつくという意味になります。また、聡明さが失われてくることもあります。真北のトイレは凶です。そこに住む人の健康を損なってしまうのです。また、家族間の感情的問題をつくる原因にもなるようです。北東のトイレも凶です。長男や長女が短命になったり、性格に問題が生じて社会生活がうまく運ばなくなったりします。北北西のトイレはそこに住む大に事故やけがをもたらします。職業も定まらず、転職を繰り返したりします。健康面では気管支系統に悪い影響を及ぼします。

 

また、家の玄関とトイレが向かい合ってあるような場合もよくありません。人の出入口である玄関は風水では陽。一方のトイレはかつてぷ」不浄”とも呼ばれたように陰です。このふたつが向かい合うということは陽と陰が相剋しているのです。これでは風水の原則を守れていないこととなりますから、大凶を意味します。

 

 

南にある左階段

昇る意味をもつ階段は玄関の位置に次いで大切です。玄関や台所、トイレの位置が吉でも階段の位置が悪ければ、その家に幸運を呼ぶことが難しくなるのです。

 

最近の空間デザインにはリビングルームの一部が吹き抜けになり、そこに階段も配置されるパターンなども多いようです。モダンなこの配置は、風水的にみても合格です。とくに階段が左側に昇っていけばよい気(龍)を呼び込むことができます。部屋から昇る場合以外でも、左上がりの階段は大吉です。

 

北側の階段はよくありません。家族の健康が不安定になり、とくに風邪をひきやすくする風水です。また、家の中心部はものごとの結束や責任者を意味しますが、ここに階段を配置すると家族の絆をもろくするために危険だとされています。商売繁盛を願うなら階段の位置を建物の中心部よりも南側につくります。家運が上昇して社会とのコミュニケーションもスムーズになるという大吉の配置です。


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