吉凶を判断する家相の方位!!【家を建てる時はこれが重要2020~2021最新版】

家相の方位 【吉相・凶相 2020】

 

吉凶を判断する家相の方位

家建てる時の吉相

家相の方位は暮らしを豊かにする指針

「家宅吉相なれば家運栄える」と古くからいわれるように、家相がよければ家が栄えると考えられていました。これは、家や土地の吉凶が住む人の運勢を左右するという意味です。

 

家相は、陰陽五行説や十干十二支などを取り込みながら、吉凶を判断する未来予想術的な性格をもっています。しかし、本来の家相は、四季折々の変化に富んだ日本独特の気候風土に順応して、人々の生活を健康的で豊かにさせる指針にほかなりませんでした。吉相の土地や家で暮らすということは、厳しい自然から命や家、生活基盤などを守るための知恵であり、一方では、恵まれた自然の恩恵を受けながら、健康で豊かな生活を発展させることでもありました。

 

その家相の基本となるのが、北から北東、東、東南、南、南西、西、西北の順に45度ずつ進む八つの方位を指す八方位です。この八方位に、陰陽五行説、十干十二支などを当てはめ、家相の吉凶の判断するうえでのいちばん重要な家相方位盤がつくられました。八方位をさらに二分割すると16方位。もっと細かく11.25度ずつ進む32方位などがあります。8方位、16方位は磁石方位として使われ、32方位は船や航空機などの羅針盤に採用されています。

 

八方位で決められた吉凶の土地

八方位にはそれぞれ意味があり、五行説の色や季節などを結びつけて四神方位、四隅門方位と呼びます。四神方位の四神とは、東・西・南・北の守護神で、東を青竜、西を白虎、南を朱雀、北を玄武の四獣神が四方を守るとされています。

 

家相では、東(左)には青竜の流水があり、つまり川が流れ、西(右)に白虎の大道、 大きな道があり、南(前)には朱雀の広い土地、北(後) には玄武の丘陵を備えた土地は吉相であり、所有していれ ば運も隆盛するということで、四神相応の地とされています。奈良の平城京や京都の平安京はこれらの条件を備えた場所につくられました。吉相の四神相応の考え方は、権力者の都市づくりから宮廷建築、一般住宅にまで伝わりました。また四神に関しては、高松塚古墳の壁画にも描かれていましたし、薬師如来像の台座などにもみることができます。

 

方位による配色と季節は、東は青で季節は春、西は白で秋、南は赤で夏、北は黒で冬です。相撲の土俵上にある吊り屋根から下がっている東の青房(青竜)、西の白房(白虎)、南の赤房(朱雀)、そして北の黒房(玄武)にそのなごりがあります。四神方位(東西南北)に対して、北東、東南、南西、西北の四隅をさすのが四隅門方位です。北東を艮貴門または鬼門、東南を巽来門または風門・地門、南西を坤帰門または人門、西北を乾帰門または天門と称しました。古来の家相の吉凶は、この四神方位と四隅門方位の八方位によって決められました。

 

 

八方位で決められた吉凶の土地とは、風水において「八方位」(東・南・西・北・東南・南西・北西・北東)にそれぞれ対応した吉凶のエネルギーが存在し、土地の位置関係によって運勢が左右されるとされる考え方です。

 

八方位にはそれぞれ、以下のような吉凶があるとされています。

 

東:五行の木に属し、新しい始まりや成長を象徴し、家族の健康や学業成就に良い影響を与えるとされる。
南:五行の火に属し、仕事運や富を象徴する。火のエネルギーが強すぎると健康に影響があるともされる。
西:五行の金に属し、運気の落ち込みや病気をもたらすとされる。
北:五行の水に属し、安定や安心感を与えるとされる。ただし、水のエネルギーが強すぎると不安感を生じさせるともされる。
東南:五行の木と土のエネルギーが交わる場所で、家族の繁栄や財産運が良くなるとされる。
南西:五行の土と金のエネルギーが交わる場所で、結婚や人間関係に良い影響を与えるとされる。
北西:五行の金と水のエネルギーが交わる場所で、健康に悪影響を与えるとされる。
北東:五行の水と木のエネルギーが交わる場所で、知識や学問に良い影響を与えるとされる。
風水の観点から、土地を選ぶ際には、これら八方位の吉凶を考慮して方位を選ぶことが重要とされます。ただし、現実的に全ての条件が揃った土地を手に入れることは難しいため、吉方位に近い土地を選ぶなどの工夫が必要です。

 

※「四神相応」詳しく解説!!

※トイレの風水

※キッチンの風水

 

 

方位には相性がある

方位の意味

 

春夏秋冬の一年の季節を例に考えればわかりやすいと思いますが、春は草本が新芽を出し、どんどん成長していく新緑の季節で、ものが育ち仲びていくイメージがありますが、これを『木いとします。そして、太陽がさんさんと輝く、明るい夏のイメージが『火』となります。

 

それから、皆さんもよくご存じの「土用の丑の日」があります。後でくわしく述べますが、土川は土の働きが非常に強くなるときです。夏と秋の間に来る土川の働きをあらわし、これが『土』にあたるわけです。土用をすぎると、草木の実がまろやかに熟し、収穫の季節、実りの秋がやってきます。これが『金』で、喜びをあらわします。そして冬、寒い、冷たい、暗い、といったイメージがありますが、その冬を代表するものを『水』と考えます。自然が春、夏、上用、秋、冬というように移っていくことが、五行の循環ということであり、これにしたがうことで、正しく実りある運気の流れが生じるわけです。では、これに逆らうとどうなるのでしょうか。五行には約束事があり、そこから相性のよい関係と悪い関係とが出てくるのです。正しい五行の流れに逆らえば、当然そこにはさまざまな問題が起こってくるわけです。それでは、五行の相性関係を説明してみましょう。

 

五行の「相性」と「相剋」

風水において五行は非常に重要な要素の一つであり、あらゆるものに五行の属性があります。五行には、木、火、土、金、水があり、それぞれが相性や相剋の関係にあります。相性は、互いに助け合い、協力する関係を表し、相剋は互いに対立する関係を表します。

 

具体的には、木は土を生み、土は水を生み、水は木を生み、金は水を生み、火は金を生みます。このような関係を相性と言います。一方、木は金に剋され、火は水に剋され、土は木に剋され、金は土に剋され、水は火に剋されます。このような関係を相剋と言います。

 

風水において、五行の相性や相剋を考慮することで、バランスのとれた空間を作り出すことができます。例えば、居室や書斎などの場合、木のエネルギーを取り入れることで、創造性や発展性を高めることができます。また、寝室などでは、火のエネルギーを取り入れることで、情熱や愛情を高めることができます。一方で、五行のバランスが崩れた空間では、健康問題や対人関係のトラブルなどが起こる可能性があります。五行の相性や相剋についての知識を持っている風水師に相談することで、バランスのとれた空間を作り出すことができます。

 

「木は水を吸って伸び、燃えて火となる。火は木によって燃え、灰となり土を生じる。土は燃えた灰から生じ、土中に金属を生じる。金は土から生まれ、冷えて水滴を生じる。水は金属から生じ、流れて木を育てる。」

 

この五行「木火土金水(もっかどごんすい)」の循環を『相生(そうじよう)』といいます。そして、これに逆らう関係もまたあります。

 

「木は金属に傷つけられ、土から養分を奪う。土は木によってやせ、水をにごらせる。水は土によごされ、火を消し去る。火は水に消し去られ、金属を溶かす。金は火に溶かされ、木を切り倒す。」

 

このような、ぶつかり合い殺し合う関係を、『相剋(そうこく)』といいます。これを九星にあてはめてみると、

  • 木=三碧木星、四緑木星
  • 火=九紫火星
  • 土=二黒土星、五黄土星、八白土星
  • 金=六白金星、七赤金星
  • 水=一白水星

 

となるわけです。さらに、一目に『相生』関係といっても、そこには「助ける」側と「助けられる」側かあり、『相剋』関係にも「傷つける」側と「傷つけられる」側か生じてくることになります。たとえば一白水星の場合は、六白と七赤金星には助けられ、三碧と四緑木足を助けるという関係にあるというわけです。

 

まとめてみると、相性には次のような関係があります。

○相生関係○

生気=その星の人を助けてくれる星
退気=その星の人が助けてあげる星

 

○比和関係○

その星と同位にある星

 

○相剋関係○

死気=その星の人が傷つける星
殺気=その星の人が傷つけられる星

 

この相生関係と相剋相性から方位をみていきます。たとえば一白水星の人であれば、その年の方位盤から三碧木星と四緑木星の方位、または六白金星と七赤金星の方位を選択すればよいということになります。また、三碧木星か四緑木星の人なら、一白水星と九紫火星の方位がよいことになります。このように、方位はそれぞれ五行の相性のよい星に属する方角を選ぶのが決め手だといえます。

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