【家庭運】
円満な家庭は、夫婦が健康で仲がよいことが前提と言えるでしょう。
主人の方位の「西北」と主婦の方位の「南西」が重要です。西北には「父、頭部、充実」などの象意があり、吉相だと夫が健康で仕事も順調となるでしょう。一方、南西には「母、主婦、大地」の象意があり、吉相だと妻が健康で明るい家庭となります。夫婦仲のよさは北、西南がつかさどります。子宝に恵まれたい場合も、北、西南に注意を払いましょう。特に北には「男女の情愛、セックス」の象意があります。
夫婦の間にもめごとが絶えない、夫が浮気をする、子宝に恵まれない・・・といった場合は西北や南西、北、北東などに凶相があったり、トイレ、浴室、キッチンなどの間取りに問題がある可能性があります。
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西北 | 西北の中心にトイレがあると、主人が心身ともに不調になります。肝臓や腎臓、精力減退などで悩むことがあります。ストレスがたまり、気力がなくなって仕事もうまくいかないことが多くなります。家の中が暗い換気が悪いとストレスがたまります。 | 換気が悪いとストレスがたまります。窓がない場合は換気扇を回しましょう。マット、スリッパなどのグッズを黄色でまとめましょう。インテリアは豪華な雰囲気のものがベストでしょう。 |
南西 | 南西は裏鬼門に当たり、とくに主婦が体調をくずします。イライラして精神的に落ち着き不眠症になったり、慢性の下痢や便秘、胃腸障害などに悩まされることもあります。 | 西日の熱気から不衛生になりがちです.悪臭が立ちやしすいので、まめに掃除をして清潔を保ちましょう.マッダ卜、使座カバー、タオルはラベンダー、赤、黄色系がいいでしょう。 |
北 | 北は聖なる方位なので、不浄なトイレがあるのは凶。夫婦間のトラブルが多いのは、トイレの凶作用です。また、冷えから主婦が婦人科系の病気にかかりやすく、子宝に恵まれないこともあります。 | 暖房便座や温風ヒーターで暖かい空間にしましょう。照明は明るめにして、便器など衛生陶器は白、ピンク系に、便座カバーは赤系が吉相となります。明るく温かい釁囲気にすると家庭運も向上でするでしょう。 |
北東 | 北東は鬼門に当たります。その場所にトイレがあるのは凶相です。特に男性は内臓系に疾患を抱える可能性があります。 | とにかく清潔と換気に気をつけてください。事故にあいやすくなります。 |
南 | 南にトイレがあると主人の勤務態度が怠慢になり会社で評価が下がります。収入のわりに暮らし向きが派手なため、家計が苦しくなり夫婦の問にけんかが絶 えません。最悪の場合。離婚ということも考えられまえるおそれがあります。家を手放したり、借金で苦労する暗示があります。 | 熱気がたまるので、窓があるならいつも少し開りておきましょう。ない場合は換気扇を回して通気と換気を心がけましょう。掃除をまめにして清潔でさわやかな雰囲気を保つのがポイント.カバーやマット、スリッパなどはブルー.ラベンダー、グリーン系の寒色系のものを揃えましょう。また、鏡をかけるのもよいでしょう。 |
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南西 | 換気扇を回しておきましょう.マット、スリッパなどのグッズは.赤、白、黄色系が吉となります。関節に痛みを伴う病気になったり、骨折などのけがあるでしょう。 | 西日が強烈だと南西の凶相が強く出ます.夫婦が不和になる可能性もそれだけ高くなるので.黄色や白のブダラインドでしっかり違光します.換気扇を回しっぱなしにして、通気と換気を心がけましょう。 |
北 | 北に浴室があると主人に浮気心が起こりやすく、不倫などのトラブルがある場合は長期化のおそれがあります。また、夫婦圜の性的交渉に不満がつのる暗示があ ります。セックスレスは凶作用のあらわれです。 | この方位の浴室は.日当たりが悪く湿気からカビが発生しやすくなります。浴室のカビは大凶。湿気がたま知らないようにバスタブの湯は入浴後に抜いて掃除して、窓を開けて風を通しましょう。 |
南 | 南に浴室があると離婚問題が起きやすくなります。また、投機やギャンブルに手を出したり、契約がこじれ てゴタゴタする暗示もあります。お金が絡むと一家離散の憂き目を見るおそれがあります。 | 水ととくに相性の悪い方位なので、バスタブに水をくみ置いておくのはよくありません。使用後は水を抜いて、さっと洗い流しておきます。大きな窓があると、日差しが強烈すぎて、凶作用が強く出ます。グリーンやブルー系のブラインドで遮光を。 |
北に浴室があると凶相となります。浴室は夫婦の愛情運を大きく左右する場所です。仕事が終わっているのにもなかなか帰ってこなかったり、外泊が多いときは、北の浴室の凶作用が考えられます。通気や換気に注意して念入りに掃除をしてくだ。バスタブがプラスチック素材の場合、汚れていると凶作用が強く出ます。洗面器やイスの水垢にも要注意です。タオル類は、ブルー、グリーン、白系がおすすめ。照明も明るくして、居心地のよい浴室にしましょう。
夫の浮気には、寝室の風水が大きく関係しています。寝室に不要なものを置かないようにし、ベッドや寝具、カーテンなども清潔に保ち、夫婦のベッドをよい場所に置くようにしましょう。また、寝室の東南部に水を置くと、夫の浮気を防ぐ効果があるとされています。
夫の星座に合わせたアイテムを置くことで、夫の気持ちを落ち着かせる効果があるとされています。例えば、夫が牡羊座の場合は、寝室に赤いカーテンを取り付けると良いでしょう。
玄関は家の顔と言われる場所であり、外部からのエネルギーが入ってくる場所でもあります。玄関の風水を整えることで、夫婦関係に良いエネルギーが入ってくるようになるでしょう。例えば、玄関に入るとすぐに夫婦の写真を飾る、玄関に鏡を置くなどの方法があります。
家族全員で過ごす場所を作ることで、家族の絆が深まり、夫の浮気をやめさせる効果が期待できます。例えば、家族が集まるリビングルームに、家族全員の写真を飾ったり、共通の趣味を楽しむスペースを設けるなどの方法があります。
リビングやダイニングルームが東南や東にあるのが吉相です。朝日が当たるため、陽の気を受けて明るく快活な雰囲気になるでしょう。これらの方位にあっても、今ひとつという場合は、インテリアや掃除の徹底で運気をアップさせてください。また、北も家族の愛情にとても関係の深い方位です。リビングーダイニングがこの方位でない場合は、東南や東、あるいは北が張りになるように改築できればベストです。会話の多い家庭を作りたい場合、風水で重要なのは家のレイアウトやインテリアの配置です。以下にいくつかのポイントを挙げます。
リビングルームは家族が集まる場所で、家庭内のコミュニケーションが生まれる場所です。リビングルームの配置が良くないと、家族同士の会話が生まれにくくなってしまいます。リビングルームは家の中心に配置することが理想的で、また、ソファや椅子を円形に配置することで、家族同士が対面しやすくなります。
テレビがリビングルームにある場合、テレビの位置も会話の多い家庭を作る上で重要なポイントです。テレビが家族同士の会話の邪魔にならないように、リビングルームの壁に面して設置しましょう。
家のインテリアに使う色にも、家族同士のコミュニケーションを促す効果があります。温かみのある色、例えばオレンジやイエローは家族同士のコミュニケーションを促す色とされています。また、グリーンやブルーなどの落ち着いた色を使うことで、家族同士のストレスを軽減することができます。
家のインテリアには、ファミリーアルバムや家族の写真など、家族の思い出を残す飾り物を配置することが効果的です。家族が見ているだけで笑顔になれるようなものを選んで、家族の絆を深めましょう。
以上のように、家のレイアウトやインテリアの配置に気を配ることで、会話の多い家庭を作ることができます。ただし、風水はあくまでも補助的な役割を担うものであり、家族同士のコミュニケーションを促すには、家族全員が協力し、コミュニケーションを取り合うことが大切です。
子ども部屋はまずは方位をチェックしてください。方位が重要です。南や西にありませんか?南は頭の働きに関係の深い方位となります。ここに子ども部屋があると、日差しが強すぎて、夏は暑く気持ちが落ち着きません。西に子ども部屋がある場合も、西日が暑すぎてなかなか集中して勉強する気になれません。勉強に集中できる子ども部屋は北です。ただし、寒く暗い方位ですので、寒さ対策と、目が悪くならないように照明を考えてあげる必要があります。また、小学校の高学年以上でしたら、南または中央に飾ります。風水では子どもの成績をアップさせるために以下のようなことが考えられます。
子ども部屋が「学業運」の場所に位置しているかどうか確認します。風水的に「学業運」の方角は東や東北、または戌(いぬ)年の方角とされています。もし子ども部屋が「学業運」の場所に位置していない場合は、風水的に良い方角に移動するようにするとよいでしょう。
子どもの机や椅子は、自分が勉強するときに向いている方角に配置することが望ましいとされています。また、机の上には整理整頓された状態を保ち、集中力を高めるためにリラックスできる椅子を用意することも大切です。
子どもが学習に集中しやすい環境を整えることも大切です。風水では、部屋の中を整理整頓し、余計な物を取り除くことが良いとされています。また、学習に必要な本や教材は、きちんと整理して収納し、使いやすいように配置するようにしましょう。
風水では、色彩が人の気分や行動に影響を与えるとされています。子どもの学習に適した色は青や緑などの落ち着いた色です。また、色の濃淡や明暗によっても効果が異なるため、部屋全体のバランスを考慮しながら配置することが大切です。
西と南の方位をチェックしましょう。西には「遊び」の象意があるため、ここに欠けやトイレ、浴室などの凶相があると、飲酒や喫煙などの非行に走ることがあります。一方、南には「華美」の象意があります。どうも、行動が派手になって繁華街やゲームセンター、カードショップに入り浸っているようだというのであれば、南の凶相のあらわれが考えられます。また、南には「精神」の象意もあり、凶相は善悪の判断を鈍らせるので、さらに心配です。吉方位への引越しや改築で凶相を除くのがいちばんです。子供の非行に対して、以下のようなアプローチがあります。
子供の寝室が、玄関やトイレなどの悪いエネルギーが流れる場所にある場合、その場所から悪いエネルギーが子供の寝室に入り込むことがあります。そういった場合は、寝室の位置を変えるか、風水的なアイテムを使って悪いエネルギーをブロックすることを検討してください。
部屋が散らかっていたり、不要なもので溢れていると、ストレスを感じやすくなります。子供が自分の部屋で過ごしやすくするために、部屋の整理整頓を心がけることが重要です。また、適切な収納やインテリアを取り入れることで、落ち着いた雰囲気を作ることができます。
子供の非行が原因で家庭内の関係が悪化している場合、風水では親子の関係を改善することが大切です。親子で一緒に時間を過ごしたり、コミュニケーションを取ることで、家庭内の雰囲気がよくなることがあります。また、家族で食事をする場所を風水的に整えることも、家庭内のコミュニケーションを促す効果があるとされています。
子供が健康的な生活を送るためには、十分な睡眠が必要です。そのため、子供の寝室の環境を整えることが大切です。寝室の温度や湿度、照明などを適切に調整し、快適な睡眠環境を整えることが重要です。
北に夫婦の寝室があるのがベスト。二人の結びつきがパワーアップします。また、西北や南西もいいでしょう。西北は主人の定位なので、夫によい影響があります。南西は主婦の定位。妻が愛情豊かになります。さらに北に凶相がないかチェックをしましょう。北に欠けやトイレ、浴室、キッチンなどの水まわりがあると、セックスレスになったり、婦人科系の病気にかかって妊娠しにくくなるおそれがあります。また、妊娠しても流産が心配です。凶相を解決するには、改築や引越しがベストです。子どもを授かるためには、家庭内のエネルギーの流れを整えることが重要とされています。
子どもを授かるためには、まず寝室の風水を整えることが大切です。寝室は、夫婦が一緒に過ごす時間が多い場所であるため、そのエネルギーが夫婦間の調和につながります。寝室の風水を整えるためには、以下の点に注意してください。
夫婦のベッドは壁に寄せ、真ん中よりも左側に配置するのが良いとされています。
寝室に適した色を選ぶ:温かみのある色(ピンク、オレンジ、レッドなど)を使い、寝室の雰囲気を明るくしてください。
寝室は清潔に保つことが大切です。ほこりやゴミがたまらないように掃除を心がけましょう。
玄関は、家の顔ともいわれる場所であり、家のエネルギーの入口ともなっています。玄関の風水を整えることで、良いエネルギーを家に招くことができます。以下の点に注意して、玄関の風水を整えましょう。
玄関が狭いとエネルギーが停滞してしまい、悪い影響を与えてしまうことがあります。玄関を広く見せるために、鏡を置く、明るい色のペンキを塗るなどの方法があります。
玄関は家に入る前に通る場所であるため、清潔に保つことが大切です。ほこりやゴミがたまらないように掃除を心がけましょう。
玄関のドアが南向きの場合、陽気で元気な子どもが生まれるとされています。
家には、「人」が大切です。夫婦仲がよく、子供とも吉相であることが大切です。これは風水の基本となる、「儒教の教え」からも言えることです。そして「時」も大切です。つまり、家を建てる時期や引越しの時期、方位です。一家の主人の生まれた年と、これからの時間との関係を有効に利用して、ラッキーチャンスをものにすることです。わかりやすく言うと、自己を過信せずに常に謙虚であり、感謝をする習慣が必要です。神様は、不平不満は大嫌いで、謙虚や感謝が大好きです。そこに運気が宿るのです。「気」の持ちようは、運気を大きく左右します。幸せにもなり、不幸にもなります。そして病気にもなり、元気にもなります。風水では、「吉相の家に、吉相の人が住むのが大吉」と言っています。
ポイント(1)
夫婦間の会話や交流が途絶えている場合は北と宅心が凶相では、夫婦や家族の仲は断絶しやすくなる。
「夫婦」という形はとっていても、実際には会話がまったくなかったり、心が遠く離れてしまっていて「家庭内離婚」に陥っている夫婦が少なくありません。また、最近はセックスレス夫婦も増えてきています。このように夫婦の間が断絶している場合は、北と宅心を調べてみましょう。
陰気と陽気の変わり目である北(坎)は、夫婦の関係にとって最も重要な方位です。大張りも大欠けもなく、そこがふたりの寝室になっていれば夫婦和合の大吉相です。
北が凶相の住まいは、孤独や断絶、苦悩を暗示し、とくに窓や玄関があると、ふたりの間にそれこそすきま風を招き入れてしまいます。夫婦仲を修復するためには、北を冷え冷えとした感じにしないことがいちばんです。北の玄関であれば、帰宅したときにホツとできるような温かさを演出しましょう。北向きの部屋はできれば夫婦の寝室にし、窓には厚手で暖色系のカーテンをかけ、照明も青白い蛍光灯ではなく、光のやわらかい白熱灯にするとよいでしょう。
住まいの中心である宅心に難があることも多いものです。宅心が廊下にあると、絶えず人が通るため気の流れがかき乱されて、家族がそれぞれ自分勝手な性格になり、一家分裂を招きやすくなります。宅心の凶意を免れるには、廊下の照明を明るくして、壁に絵画を飾ったり、陶磁器を置くなどして、整然とした空間にすることが大切です。
ポイント(2)
夫や妻が家庭をかえりみない場合は陽の気か盛んな南と東の大張りを整えることが重要です。
夫または妻が仕事や趣味などに打ち込みすぎて、家庭をないがしろにしている場合は、南と東をチェックしてみましょう。どちらも陽の気が強い方位で、ほどよい張りは吉相ですが、大張りは凶禍を招きやすくします。
南(離)は万物が頂点に達することを意味する方位で、適度な張りなら、精神的な安らぎが得られて、家庭を大事にする気持ちが強まります。大張りの場合は、周りのことなど意に介さず、自分の思いどおりに行動する自己中心的な性格になります。その凶意を抑えるには、北の冷気を利用します。大理石の時計や置物、ガラスのテープル、青磁のっぽなどを置くとよいでしょう。
東(震)は、発展、希望、活動を意味する方位で、適度な張りは好奇心を旺盛にして向上心やチャレンジ精神を高めます。
大張りがある場合はそれが裏目に出てしまい、腰が落ち着かず、家庭の外にばかり目を向ける傾向が強まります。東の大張りは、独身者にはそれほど大きな問題にはなりませんが、家庭を持っている人にとっては夫婦間や親子間でのまさつが生じやすくなります。しだいに家庭が荒廃し、夫婦は別居、子どもは家出といった事態を招くことになりかねません。東の大張りの凶意に対しては、西のもつ金のパワーを利用しましょう。金色のインテリアをとり入れると気持ちが落ち着いて、家族を思いやるようになります。
ポイント(3)
夫や妻がギャンブル狂の場合は西北や西の凶意が、ギャンブル好きにさせているのです。
夫が競輪・競馬・競艇にのめり込んで仕事もしなくなった、妻がパチンコで何千万円もの借金をつくってしまったなど、ギャンブルがらみの問題で相談は非常に多いものです。賭け事で身を持ちくずす前に、西北と西を調べて早めに手を打ちましょう。
西北(乾)には自分の力で財を築く運気が秘められています。吉相であれば、株などの投機的なことで成功する可能性もあります。凶相の場合は、無謀な投機をしたり、ギャンブルに熱中して大金を失い、家庭崩壊をきたすようなことが起こります。
上座である西北に電話やオーディオなど音が出るものや、トレーニングマシンなどの動的なものがあると、騒々しさで気がうわつき、住む人をギャンブル好きにさせます。また、欠けやトイレがある場合、賭け事で大損をする暗示があります。ギャンブル狂になるのを防ぐには、金庫やたんす、本棚、物置やベランダストッカーなど、ものを収納する家具を置くとよいでしょう。
西日には、働く意欲を失わせ、享楽的なことに走らせる凶意がありますから、ギャンブル好きの本人が西日の入る部屋を使っている場合は、部屋を移したほうが賢明です。西の正中線上に窓があるときは、厚手のカーテンでふさぎます。玄関になっている場合は、邪気をはね返す鏡を置くようにします。
ポイント(4)
夫や妻の暴力に家族が困っている場合は、宅心と北西、南西を整えて精神を落ち着かせることが大切です。
最近では夫の妻に対する暴力だけでなく、妻が夫に暴力を振るうパターンも多いようです。また、親による幼児虐待も増えています。現在、夫(父)の暴力で苦しんでいる人は西北を、妻(母)の暴力で困っている人は南西を調べてください。ただし、家相だけで解決できない場合もあります。暴力は感情をうまくコントロールできないことの表れであり、一度暴力を振るうとますますエスカレートする傾向がありますので、警察に通報するなり、しかるべき相談所に駆け込むなどの対応も時のは必要です。
宅心は家の心臓部ともいえる場所で、宅心が卜イレにあると、一家の中心的人物、つまり主人や主婦の精神が不安定になり、暴力行為へと発展しやすくなります。最善策は転居をすることですが、トイレを清潔に保ち、花を絶やさないようにすれば、ある程度の凶意は抑えられます。
夫の定位置である西北や妻の定位置である南西が、いつも整然としていれば吉意が高まり、夫や妻としての自覚が養われます。
反対に、雑然として気がよどんでいるようでは、それが気持ちのよどみとなって、つねにイライラするようになります。そのため、ちょっとしたことが引き金になって暴発してしまうのです。西北と南西は、どんな間取りになっていても、ほこりをためたり、ものを乱雑に置いたりせず、たえず整理整頓を心がけましょう。
ポイント(5)
夫や妻の浪費癖に悩んでいる場合は、金運をつかさどる西と家庭運を左右する北に気を配りましょう。
夫が車やゴルフにばかりお金を使う、妻がブランド品を衝動買いをするなど、夫や妻の浪費癖に悩んでいる場合は、西と北に注意が必要です。家相に問題があると、最初は夫か妻のどちらかに凶意が現れていたのが、夫婦そろって浪費家になることもあります。
西(兌)は金運をつかさどる方位であり、また、楽しみごとや喜びを示す方位でもあります。しかし、西に窓や玄関などの開口部があると、金銭感覚がマヒして、自分の趣味や着るものなどに莫大なお金をかけるようになります。
西の凶意を抑えるには、窓をふさぐのが良いでしょう。また、西に玄関がある場合は、鏡を置いて邪気をはらったり、陶器など土製のものを置いて西の金のパワーを抑えるとよいでしょう。珊瑚の置物など赤いものも非常に効果があります。
家計を圧迫するほど浪費するようになったら、北(坎)の気を整えることも考えましょう。北は家庭運をつかさどる方位で、北を人事に扱えば気持ちを家庭に向けさせることができます。
北に欠けや玄関があるときは、まず清潔に保ち、そのうえで水晶や金色の置物などを飾るとよいでしょう。水晶は10センチ以上のモノがベストです。また、ちょっと高価で重量感のあるインテリアも効果があります。北に欠けや玄関がなく、吉相になっている住まいでも、水晶や金色の置物を飾れば、さらに吉意を高めることができます。
ポイント(6)
嫁と姑の間かこじれている場合は、主婦の座である南西の気の乱れや大張りに注意しましょう。
嫁と姑の仲がうまくいっていない場合は、妻の位置である南西と、世代交代を示している北東、それに廊下の状態をチェックしてみるとよいでしょう。
南西(坤)にトイレや玄関、階段、ピアノやオーディオ機器などの音が出るもの、子ども部屋などがあると、主婦の位置である南西の気が乱され、嫁の気性が激しくなって姑とぶつかりやすくなります。
また、廊下にも注意してみましょう。宅心が廊下にあったり、廊下が家を分断するように真ん中を貫いている住まいも家族が対立しやすい相で、嫁姑の確執は深まるばかりです。廊下の凶意は、カーペットを敷いて、壁紙を明るいものに張り替えれば抑えられます。それが無理なら照明だけでも明るくしましょう。
南西が大きく張っている住まいでは、姑が嫁に主婦の座をなかなか譲れません。姑が主導権を握ったまま家庭を仕切ったり、嫁が家庭的な女性ではないために姑が主婦業をせざるを得ないなど、パターンはさまざまです。この南西の凶意を緩和するには、観葉植物を置くとよいでしょう。
姑が引退できないのは、世代交代をつかさどる北東(艮)の凶意もかかわっていることがあります。この方位にトイレなどの不浄なものがある場合は、高級感のある陶磁器を飾るようにします。柄の入っている花瓶ならなお効果的です。
ポイント(7)
夫婦仲が悪く、けんかが絶えない場合は夫の定位置である西北と妻の定位置である南西に注意しましょう。
「夫婦げんかは犬も食わない」というように、派手なけんかをしてもすぐ仲直りするのがふつうです。しかし、なかにはお互いに意地を張り通していつも口論ばかりしているという夫婦もいます。そのような場合いの多くは、西北や南西の凶意が影響しています。
西北(乾)は夫の運を左右する方位で、適度な張りなら夫の運勢を高めますが、大張りは、夫を頑固でワンマンな性格にします。そのため、妻だけでなく子どもとも対立しやすくなります。
南西(坤)は妻の運に影響する方位で、張り欠けなしの吉相であれば、妻は母性愛と包容力に満ちた良妻賢母になります。
南西に大張りがある住まいは、妻の勢力が強くなりすぎ、夫や子どもより自分の世界を優先するようになります。家庭のことを放り出して外出することが多くなり、夫との間に波風が絶えません。
西北と南西の両方が大張りになっている住まいは、ふたりの意地の張り合いが永遠に続く大凶相です。そのような場合は、夫婦の絆を強める北に夫婦の寝室を移すのが最良です。それが難しければ、インテリアで南・西・北の気を高めるようにします。南には風景写真や鏡を飾って部屋を大きく見せる工夫をし、西にはホームバーやラブチェアを置いて夫婦の交流を深めるようにします。北はなるべく明るく温かなムードに演出しましょう。
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