「本命卦」は当たらない?【8種類の八卦・風水の方位】2021

「風水の本命卦」 八卦の方位は当たらない!?

本命掛の八卦

 

「本命掛は当たらない!!」と持っている方こそ読んでください!!

 

あなたの吉方位を決める「本命掛」

本命卦はその人が持つ「潜在的な適性」を表わす八卦で、東四命(坎、離、震、巽)と西四命(乾、坤、艮、兌)の全8種類あります。また、各卦の方位の吉凶は、四吉方位(七気、天医、延年、伏位)と四凶方位(綛命、五鬼、六殺、禍害)に分かれ、これは一生変わらない潜在的な方位の吉凶です。もともと人は、九星や本命卦のほかにも十干や十二支など、様々な要素を生まれ持っています。方位の吉凶はもちろん、性格や運勢の流れを見る際には、ひとつの方法に固執せず、複合的に考えていくことが大切です。

 

地球という磁場に生きる私たちは、常に磁力の影響を受けながら暮らしています。このため人間は、生まれたときに地球の磁場の影響を受け、自分の体内磁場をつくるといわれています。この、私たちが生まれつき持っている磁気に反応する性質のことを「本命卦」といい、風水ではこれによってその人が持つ方位の吉凶をはかります。本命卦には、「乾」「兌」「離」「震」「巽」「坎」「艮」「坤」の8種類、すなわち「八卦」があります。本命卦は男女で計算方法が異なり、最後の答えが5になった場合は、男女それぞれ数字が変化します。また、1年は1月1日から始まるのではなく、小寒(毎年1月6日ごろ)から翌年の小寒の前日までとなりますので注意が必要です。

 

 

本命卦による吉凶の方位

本命掛の意味

自分にとっての吉方位、凶方位を知る

方位盤には、あなたの本命卦による吉凶の方位が最大吉から最大凶まで、八方位に分けられて記されています。これらは実際に土地や間取りの診断をするときにはたいへん重要な要素となるものですが、ここではまず、自分の本命卦による吉方位と凶方位だけでも覚えておきましょう。

 

吉方位によって分かれる東四命と西四命

本命卦では、吉方位と凶方位が四つずつに分かれます。八卦のうち、吉方位が東側に集まった四つ(離、震、巽、坎)を「専四命」、西側に吉方位が集まった四つ(乾、兌、艮、坤)を「西四命」といい、大きく2つのグループに分けています。

 

本命卦が生まれ年によって決まることを不思議に思う大もいるかもしれませんが、これは、古代中国では「大は自分の誕生日を選んで生まれてくる」と信じられていたことによるものです。つまり、自分の選んだ誕生日が、その人の一生を左右することになる、と考えられたのです。ただし、この本命卦はあくまであなたにとっての吉方位と凶方位を知り、それを環境を整えるためにいかすものであって、あなたの運命を見るものではないので、間違えないようにしましょう。

 

この本命卦による吉凶方位は生涯変わることがないため、あなたが家を建てたり、マンションを購入する際はもちろん、引っ越しや模様替えのときの机の向きやベッドの位置、テレビの向きなどのインテリアの「置き方」を決めるときにも重要な要素となります。また、本命卦別のラッキーカラーを利用して、自分のラッキーカラーの服や小物を身につけたり、部屋のカーテンをラッキーカラーのものに変えたりして運気を高めるのもよいでしょう。

 

「東四命」

東四命(とうしめい)は、風水において四柱推命に基づく運勢の判断方法の1つです。東の方角に生まれた人の運勢を判断します。

 

具体的には、東四命の人は、奔放な性格で、自分の思い通りに行動することが傾向があります。また、協調性に欠けることがあるため、人間関係に苦労することがあります。財運には恵まれやすく、商売などで成功することが多いですが、健康運には注意が必要です。

 

東四命の人が暮らす家やオフィスの風水については、東の方角を重視する必要があります。東の方角が明るく、風通しの良い場所になるように工夫すると良いとされています。方角には木のエネルギーがあるため、緑色の植物を置くなどして、木のエネルギーを取り入れると良いとされています。

 

「西四命」

本命掛の「西四命」は、西向きの家に住む人にとっての吉方位で、金運や健康運をアップさせるとされています。この方角は、西南や西北にある「四緑木星」と呼ばれる星の力が強く、成長と成長のエネルギーを持っているとされています。

 

 

西四命の特徴としては、西向きの窓やドア押えことで自然な風通しが生まれ、室内が清々しくなります。また、太陽の光が入るため、明るく開放的な雰囲気が作り出せます。この方角には「白虎」という縁起の良い動物が守護神として存在するため、邪気払いや厄除けにも効果的とされています。

 

ただし、風水には個人差があり、すべての人にとって効果があるとは限りません。 また、西四命は、西向きの家に住む人にとっての吉方位であるため、他の方角に住む人には向いていないかもしれません。

 

 

各方位の意味【本命掛】

本命卦が示す八卦には、最大吉から最大凶まで、「生気」「天医」「延年」「伏位」「禍害」「六殺」「五鬼」「絶命」という八つの吉凶方位があります。これらの方位は、単にあなたにとっての方位の吉凶だけでなく、家の中心からみた部屋の吉凶にもなります。

 

基本的に、生気から伏位までの吉方位には玄関やリビング、寝室、勉強部屋、仕事部屋などを配し、禍害から絶命にいたる凶方位にはキッチン、トイレ、バスルームなどの水まわりや収納を配置するようにします。たとえば寝室は安らぎと安眠の天医方位に、リビングは調和の延年方位、バリバリと仕事をしたい人は書斎を活気とやる気が出る生気方位に、というように、本命卦とそれぞれの方位の特徴をいかした間取り吉相となります。できれば家族それぞれが自分の吉方位で過ごせるよう、工夫をしてみるとよいでしょう。

 

生気(最大吉)

生命力の方位です。気力が充実し、チャンスにも恵まれるようになります。精力アップにも力を発揮。気力が充実し、積極的に物事を進められる方位この方位は、仕事や恋愛、社交性など、すべてにおいて積極的に行動できる「気」をもたらします。やる気が出ない、というときには、この方位で過ごすようにしましょう。力がわいてきて、前向きな気持ちになれます。

 

天医(大吉)

健康の方位です。疲れた心と身体を癒してくれます。ケガや病気の回復などにも有効です。健康増進、努力が実り悩みが解決する方位です。この方位は、その名の通り健康をつかさどる方位です。不眠や疲労、食欲不振なども一挙に解決し、けがや病気の早期回復にも効果があります。また、悩みごとがあっても協力者が現れて、問題解決、精神的にも安定します。

 

天医の方位には、「健康、無病、学業、仕事、財産」などの意味があります。天医は癒しの方位。この方位を利用すると、心身が安定して、集中して物事に取り組めるので、勉強や仕事の効率を上げられます。頭がさえて良いアイデアも浮かぶので、試験やビジネスでも好結果の期待が出来るでしょう。また、「天の医療が施される」というリラックスできる方位なので、健康面での不安や疲れ、ストレスを感じているときなどは、なるべく長時間この方位を使いましょう。心身ともに癒されて、穏やかな気持ちで過ごせるようになります。特に寝室をこの方位にすると、常に健康でいられます。

 

人間関係のストレスには「天医」ヒーリングを

仕事での疲れ。これは多分に人間関係によるものが大きいでしょう。イライラが募ったり、ブルーな気分になったときは、「風水ブレイク」してみましょう。方法はいたって簡単。自宅に帰ったら、自分にとっての「天医」のスペースで過ごせばいいのです。「天医」は、もともと癒しの効果を持つ方位です。このスペースで本を読んだり、音楽を聴いたり…好きなことをしながらゆっくりすれば、日頃のストレスなんて吹き飛ぶはずです。また「風水ブレイク」は、2時間を目途にするのがいいでしょう。あまり長時間ここで過ごしてしまうと、リラックスしすぎて仕事モードに戻るのが難しくなってしまいます。「天医ヒーリング」は、適度な時間行ってこそ、効果があるということを忘れずにしましょう。

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延年(中吉)

持続の方位です。何事に対しても粘り強くなれます。仕事やお金、健康などの幸運を継続させる効果も期待できます。人間関係が円滑になり、前向きになれる方位です。この方位は、人との協調性が養われ、人間関係が円滑になります。また、持続力が身につくため、何事も三日坊主で終わりがちな人におすすめです。理論的な思考が身につき、周囲からの信頼を得て、友好関係も活発になるでしょう。

 

また、延年の方位には、「和合、協調、結婚、コミュニケーション、まとまる」などの意味があります。この方位を使うと、協調性が高まり、周囲とのコミュニケーションが深まって、トラブルや争いごとを避けられるようになります。人間関係に悩んでいたり、家族の絆を強めたりするのにも最適な方位。特にここに玄関があれば、人間関係が円滑になり、良い人脈がもたらされます。縁結びの方位でもあるので、未婚の人がこの方位を利用すると、良縁に恵まれます。なかでも、寝室を延年方位にすれば、恋愛や結婚の運気がよりアップします。

 

伏位(小吉)

安定の方位です。各本命卦の定位置になり、物心両面での平穏や落ち着きを与えてくれます。自らの基本に戻って力を蓄える安定の方位です。この方位は、今までのことをリセットして原点に戻るという意味があります。夢や目標に向かってエネルギーを充電するには、この方位が効果的です。また、物質的にも精神的にも、平穏や落ちつきを与えてくれます。

 

伏位の方位には、「平和、不動、安定、無難」などの意味があります。この方位を使うと、華やかな力強さはないものの、物事が非常に安定し、平穏に過ごすことができます。突発的な事故や不幸に襲われることもないでしょう。その反面、劇的な発展性は望めませんが、現状をしっかりと維持したり、物事を穏便に収められるでしょう。平穏無事に毎日を送りたいのであれば、リビングダイニングをこの方位に配して、長い時間過ごすことが重要です。収入は多くはないものの、安定します。また、地道で堅実という意味もあり、ゴツゴツ努力するのにも適しているので、勉強や仕事部屋にも良いでしょう。

禍害(小凶)

不安の方位です。身体的なトラブルが多くなります。人から誤解を受けたり、騙されることもあります。消極的な気持ちになり、下降線をたどる方位です。この方位は、自分に自信がなくなり、消極的な気持ちになる方位です。人に振り回されたり、だまされたりして、心も体も知らぬ間に弱ってきます。この方位は人をルーズにするので、信用を失わないように注意が必要です。

 

また、禍害方位には、「病気、減収、不安、自信喪失、ストレス」などの意味があります。この方位は、大きな災難や失敗などの心配はないものの、ここで長い時間を過ごしていると、物事がなんとなくうまくいかなくなったり、しだいにエネルギーが奪われていきます。気力や自信を少しずつ失い、疲れやすくなったり、慢性的な病気や体調不良に長期間、悩まされたりすることも。金運や仕事運も徐々にダウンしてしまいます。こうしたちょっとした不安や不調、小さなトラブルを呼び込みやすいので、収納や水回りで、凶作用を弱めましょう。

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六殺(中凶)

停滞の方位です。何事も思うように進まず、イライラが募ります。後悔をすることも多くなるで気を付けましょう。集中力がなくなり、自分を見失う停滞の方位です。この方位は、集中力がなくなって、あらゆることにミスが多くなります。自律神経のバランスが崩れて、不眠や不安症に悩むこともあります。また、自分の欲望をおさえきれず、各種の依存症や不倫問題を起こしがちなのも大きな特徴です。

 

また、お金や人間関係にルーズになり不倫や借金などで苦しむことに六殺の方位には、「口舌、ギャンブル、多淫、ルーズ」などの意味があります。この方位を使うと、精神力や自制心がどんどん弱くなり、物事にだらしなくなっていきます。金銭感覚もルーズになるので、ギャンブルや衝動買いなどで散財したり、大借金に苦しんだり、あげくのはてに破産したりすることもあります。自分の弱さから、人間関係のトラブルも招きがちです。異性関係では不倫や複数の相手との交際に陥ることも。自暴自棄になって堕落しないよう注意しましょう。ただし、この方位が水回りや収納スペースであれば、凶作用は抑えられます。

 

五鬼(大凶)

霊魂の方位です。死者の気の影響を受けやすくなります。理由もなく自信を喪失することもあります。対人関係のトラブルが続き、自暴自棄になる方位です。この方位は、意味もなく人を闘争的な気分にさせます。怒りっぽくなり、人を傷つけるようなことを無意識のうちにしたり、言ったりして、トラブルを招きます。凶暴になり、かつ自暴自棄になるので、すべてを失うこともあります。

 

また、五鬼の方位には、「火災、事故、けが、盗難、過失」などの意味があります。この方位を使うと、思わぬ事故や火災、災難にあいやすくなります。注意力が鈍ることから、うっかりミスも多発。ケガや過労からくる病気や、眼病にも注意しましょう。また、無意味なことにのめりこみやすくなってしまい、仕事や勉強の能率も上がらなくなります。なお、「鬼」は中国で幽霊を表すことから、怪しい気の漂う方位とされ、オカルト現象なども起きやすいようです。この方位が水回りなら良いのですが、それ以外に使うなら、化殺が必要です。

 

絶命(最大凶)

凶運の方位です。物事の生命線を絶ってしまうような凶作用が起こりやすくなります生命力を弱めてあらゆる混乱を招く方位です。この方位は、仕事や対人関係、お金の問題など、何をやってもうまくいかない、最悪の方位です。原因不明の体調不良や慢性の病気を引き起こし、間違った形で長年使い続けると、場合によっては生命にかかわることもあります。

 

また、絶命の方位には、「多病、多災、廃業、短命、絶望」などの意味があります。この方位で長い時間を過ごすと、不幸やトラブルを招くことになります。子どもができないという意味もあるので、家系が絶たれてしまうこともありそう。また、病気がちになったり、精神的にダメージを負ったりしてしまうことも。不注意による事故やケガなどにも注意が必要です。仕事面でもなにかとトラブルが多くなり、金銭的な損失にもつながりそう。玄関や寝室は避け、この方位は極力使わないこと。ただし、バスルームなどの水回りがあれば、凶作用を流し去ります。

 

本命卦は当たらないのか?

本命卦は中国の伝統的な占い方法の一種であり、人生や恋愛などに関連する未来を予想するために用いられます。この方法は、古代の文献や歴史的な知識に基づいています。

 

本命卦は時間、場所、人物などの情報に基づいて、占い師が卦を決定するものです。このため、占い師の技量や経験によって本命卦の結果が大きく異なる場合があります。ひとつの指標として参考にすることはできますが、将来の人生に関連する全ての要因を正確に予測することは困難です。本命卦に関しては、正確さについて論争がありますが、一部は本命卦を当てることができると信じています。あるという見方を持つ傾向があります。人生や恋愛などに関連する未来を予想するためのツールとして、占い師によって使用されることがあります。また、自分自身が選択することで変えることができる重要性に焦点を当てることが大切です。

 

 

 

【本命卦別】おすすめパワースポット

本命卦が坎の人

水族館や海、プールなど水をイメージさせる場所がおすすめです。

 

本命卦が坤の人

自然公園やハープ園、農村など自然がある素朴な場所がおすすめです。

 

本命卦が乾の人

都会的な場所、神社仏閣や教会など神聖な場所がおすすめです。

 

本命卦が兌の人

沢や渓谷などの水が流れる場所、レジャーランドがおすすめです。

 

本命卦が震の人

花が多い場所、音楽に関係ある場所がおすすめです。

 

本命卦が巽の人

田園や草原など、たくさんの緑に囲まれた場所がおすすめです。

 

本命卦が艮の人

山や高台、高原などの高い場所、ホテルがおすすめです。

 

本命卦が離の人

人が集まる観光名所、美術館、劇場、映画館がおすすめです。

 

八つの「卦」の意味

易は「八卦(はっかとも言う)」という「象意(八卦や九星などの表す意味合いを、物や自然現象になぞらえたもの)」からできています。森羅万象の「天・沢・火・雷・風・水・山・地」を「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」という文字にあてはめました。陰形の意味は深く、象意があります。占いの結果を自分で読み取るときの参考にしてください。

 

八卦は、中国の哲学である道教や儒教、易経において、宇宙の原理や自然現象を説明するために使われる概念であり、一般的には、3つの「天運卦(チエン)」と5つの「地理卦(ホアン)」の合計8つの卦があります。 それぞれの卦は、それぞれが表す自然現象や方角、五行の属性、数字などの意味を持っています。

 

 

八卦の起源は古代中国に修復され、殷の時代に作られた『易経』において、その基本概念が示されています。八卦は、古代の中国人が自然現象を観察し、それに対応するを持たせて、人々の生活に応用したものであり、現代においても風水や占いなどに広く用いられています。八卦の中でも、特に代表的なものは「易経」に基づく「三元配置」と「九宮配置」です。三元配置は、天地人の三元に基づいて八卦を配置したもので、九宮配置は、九つの方位に八卦を配置したものです。これらの配置は、風水や占いなどで用いられ、建築やインテリアの配置などにも応用されます。

 

八卦は、それぞれが独自の属性を持っており、その属性を利用することで、人々の生活を豊かにすることができます。また、南の方位は火属性であり、仕事運をアップさせる効果があるとされています。

 

八卦の起源と歴史

八卦とは、古代中国哲学において重要な概念の1つであり、天地の様相を表したものです。ような記号があり、これらはそれぞれ天地の自然現象や社会的な事象を表しています。八卦は、易経(いきょう)という古代中国の占いや哲学書に由来しており、古代中国の文化や思想に大きな影響を与えています。紀元前4千年紀から紀元前3千年紀にかけて、書物によって初めて弁明されました。これらの爻は、その位置によって陰と陽を表しており、陰陽の組み合わせで八つの異なるパターンを導き出します。

 

八卦の起源については、正確には不明な点が多く、複数の説が存在しています。やがて八卦が易の基礎理論として定着しました。易経は、周代の初め頃に成立したとされており、八卦の理論もこの頃に整理されたと考えられています。また、八卦の歴史においては、周代から明代までの間に様々な解釈や発展がありました。その後、現代でも、八卦は占いや風水、陰陽五行説などに活用されており、中国文化や哲学の中で重要な位置を論じています。

 

 

八卦の構成

八卦は「乾(けん)・坤(こん)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・離(り)・兌(だ)」の8つの記号で構成これらの記号は、それぞれが陰陽思想に基づく2つの属性を持っており、上下や左右、内外などの関係性を表現します。

 

乾と坤

乾と坤は、陰陽思想において最も基本的な二元性を表現している。しています。

 

他の六卦

八卦の他の6つの卦は、乾と坤を組み合わせて考えられます。例えば、震は「雷の上に震える山」を表し、乾の属性である陽に山の属性である陰を組み合わせたものです。

 

八卦の応用

八卦は、占いや風水のフィールドで広く使われています。 占いでは、八卦を使って人間の運命や適職、相性などを占います。 風水では、八卦を使って住宅や建物の配置を決め、気流れを整えることで、良い運気を呼び込むことが目的とされています。

 

八卦の哲学的意味

八卦は、占いや風水に限らず、哲学的な意味を持っています。例えば、八卦は、自然界に存在する様々な現象や事物を含む概念であり、陰陽思想に基づく二元性やバランスのまた、八卦は、変化や進化のプロセスを表しており、常に変化し続ける世界において、人間が柔軟に対応することの重要性を示唆しています。

 

八卦の意匠について

八卦の意匠は、陰陽の相反する2つの力が相互作用し、変化を生むことを表現しています。八卦の基本的な形は、内側に3つの線がある「三爻」の図形で、先頭にはそれぞれ「乾」「坤」「震」「巽」「坎」「艮」「離」「兌」という8つの卦が配置されています。

 

それぞれの卦は、天地自然界の現象や人間社会の事象を乾き表現しています。 「震」は雷や振動を表し、「巽」は風や動きを表しています。八卦の図形は、道教、儒教、易経などの思想や宗教において、天地自然界や人間社会の法則を理解するための基本的なアルファベットとして広く用いられています。また、風水や陰陽五行などの伝統的な占いにおいても、八卦は重要な役割を果たしています。

 

以下は、象意のほんの一例です。

 

乾(天)  けん(てん)

質実剛健。創造的。円満。広大。無限。高い。速い。宇宙。自然の法則。白。男性。父親。目上の人。年配の男。皇帝。聖人。社長。リーダー。専門家。高層建築物。大平原。神社。海。川。竜。馬。高熱。晩秋〜初冬。晴れ。

 

兌(沢)  だ(たく)

喜び。笑う。和。娯楽。誘惑。愛嬌。白。黄金色。少女。若い女。女優。友人。妾。評論家。谷。湿地。羊。鶴。猫。口。歯。肺。呼吸器。秋。曇り。

 

離(火)  り(か)

太陽。熱。激しい。光。敏感。美人。目的。競争。観察。次女。火口。文書。警察官。鶴。目。亀。孔雀。心臓。正午。夏。晴れ。

 

震(雷)  しん(らい)

活動。奮起。決断。成功。仕事。振動。驚かせる。健康。凶暴。長男。息子。兄。情熱家。木。車。電話。鵞。蛇。手足。青。緑。眷。晴れ。

 

巽(風)  そん(ふう)

流動。軽快。利益。出入り。不決断。長い。長女。優柔不断な人。遊び好き。草原。林。洞穴。鶏。魚。昆虫。針。青。白。晩春〜初夏。風が強い。

 

坎(水)  かん(すい)

流出。危険。知恵。思想。陥る。困難。障害。法律。多忙。悩み。穴。若い男性。次男。ずるい人。盗人。科学者。医者。酒。毒。ねずみ。狐。耳。腎臓。冬。雨や雪。

 

艮(山)  こん(さん)

静止。孤立。慎重。貯める。拒否。忍耐。こだわり。二男。少年。青年。後継者。警備する人。家。不動産。門。丘。墓。高台。犬。虎。黄色。鼻。関節。早春。曇り。

 

坤(地)  ごん(ち)

受容。従順。謙虚・堅実。衰弱。忍耐。消極的。優柔不断。疑惑。祖母。母。妻。凡人。田舎。布。平野。畑。牛。胃。腸。土色。晩秋〜初夏。曇り。小雨。

八卦の組み合わせは全部で64卦あり、それぞれ意味があります

 

 

 

「本命卦」を使った家づくり

本命の家づくり

家づくりは本命卦が重要!!

風水において本命卦は重要な役割を果たします。本命卦は、あなたの性格や運命に関連する八卦を表し、その部屋の配置によって、その人の人生に影響を与えると考えられています。

 

家族の本命卦がみんな違うというとき、原則的には、一家の支えとなる人の本命卦に合わせるのが基本となります。これは風水の大前提です。通常の場合は、その家の主人に合わせることが多くなりますが、「奥さんの健康運を上げたい!!」「子どもが受験を控えている!!」など、特に運気を上げたい家族がいる場合は、その人の本命卦を基本に考えていきます。しかし、誰かの大吉を使おうとして、ほかの大が大凶になるようでは意味がありません。大吉を吉や小吉におとし、ほかの家族が小凶となるようにします。また、誰かが絶命方位になるのは、絶対にNGです。水回り以外では極力使わないよう工夫してください。なお、「宅卦」と、本命卦の吉凶方位が相反する場合も、ともに絶命方位は、水回り以外としてはなるべく使わないことを心がけましょう。

 

風水において、各卦は特定の機能や特質を持っており、あなたにとって最適な本命卦を見つけることが重要です。本命卦は、生まれた時刻や生まれた場所などから計算されます。本命卦を見つけたら、その部屋配置にも注目しましょう。 本命卦の部屋配置は、その人が寝る場所や働く場所、食事する場所などに影響を与えると考えられています。本命卦が「乾」である場合、その人は空間を整理整頓することが重要であると考えられます。 そのため、寝室や働く場所は綺麗に整理され、空気の流れが良いように配置されますされることとされています。一方、本命卦が「坤」である場合、その人は自分の感情やエネルギーを落ち着かせることが重要であると考えられます。することとされています。

 

ちなみに、宅卦と本命卦の吉凶方位が重なる場合は、「宅命相配」で大吉となります。さらに、本命卦の吉方位を自分の部屋にするのは、「屋命相配」になり中吉となります。部屋の中心から見た吉方位で眠るのは、「床命相配」で小吉になります。このように吉作用を重ねると良いでしょう。いずれにせよ、適さない方位を使う場合は、自分の本命卦に合わせた化殺を行うようにしましょう。

 

 

宅命相配」

宅命相配とは、家屋とその住人の八字(誕生日と時刻から得られる運勢を表す要素)が調和しているかどうかを占う風水の考え方です。

 

具体的には、家の建てる方向や部屋の配置などによって、その家に住む人の八字と調和するかどうかが影響するとされています。水、火、土)のうちの一つに対応している場合は、その家に住む人の運勢が良くなるようになります。また、家の形や配置、色彩なども影響を受けるとおり、風水の専門家が具体的なアドバイスをすることもあります。

 

「宅命相配」とは、家の建物の向きと家相(風水)の相性を考慮して、その家にあった方角を決めることを指します。風水では、家や住宅の方の角が運気や家族そこで、風水の理論に基づいて、家の向きを決めることで、その家での生活がより良くなるようになっています。

 

 

一般的に、風水では方位の考え方が八方位(東、南東、南、南西、西、北西、北、北東)に分かれており、それぞれの方角にはそれぞれの特性があるとされています。 、東は木のエネルギーが強く、健康運や学業運に良いとされ、西は金のエネルギーが強く、仕事運や財運に良いとされています。

 

また、風水では、家に関することも様々な理論があります。寝室は、家族がリラックスし、休息を取る場所であり、家族の健康や恋愛運に影響するとされています。

 

宅命相配を考慮した方角選びには、風水師による鑑定が一般的です。命相配に関する書籍や資料も多数ありますので、自分で学ぶこともできます。

「宅卦」とは? 風水家相の基本 【2022~2023吉方位】


風水の本命掛は、風水術における方位のひとつで、家屋や部屋の入口に進むことで、家内安全や財運などの福徳を招き入れるための風水グッズのことです。

 

本命掛は、中国で伝統的に使用されてきた風水グッズの一種で、日本でも古くから用いられてきました。模様を模したもの、四神獣(青龍、朱雀、玄武、白虎)を彫り込んだものなど、様々な種類があります。

 

本命掛を設置する場所については、家屋や部屋の正面玄関に進むのが一般的です。また、風水においては、入口に面した部屋やリビングなどに進むことで、家全体にその効果を広げることができるとされています。

 

本命掛には、様々な効果があるとされていますが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

 

・家内安全の守護 ・商売繁盛・財運のアップ ・邪気を下 ・家族和合・恋愛成就

 

ただし、風水には個人差があるため、本命掛が有効とは限りません。 そのため、あくまでも参考程度にとどめ、自分自身の直感や判断にも従いながら取り入れることが重要です。

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