
高い塀は子供の健康を害することになります。
高さ1.5メートルまでの 生け垣が理想的です。それ以外ならアルミのフェンスがよいでしょう。最近ではプライバシーを守るために、建物を高い塀で囲ってしまう人がいますが、これは、外部からの視線を気にしすぎて、自分の家の環境を悪くしているナンセンスな行為といえるでしょう。住宅のことを全く分かっていないのです。このような家に住んでいる子供は、やたらと神経質で不健康になりやすいのです。友達と元気に遊びまわることなどなく、せいぜい家に閉じこもってテレビゲームやアニメ、スマホに熱中することになってしまうのです。確かに、道路や他人の敷地と区分するためにも塀は必要ですが、吉相とするためには、家相上、覚えていてほしいポイントがあるので紹介しましょう。
まず第一は、できれば「生け垣」にすることが一番の吉相だということです。生け垣は空気の流通を阻害することがないのです。また、腐敗した空気を浄化してくれるので、いうことなしに吉相となるのです。生け垣が一番です。生け垣以外では、空気の流通を考えてアルミのフエンスを使うと無難でしょう。高さは地面から1.5メートルまでに抑えることが理想的です。
コンクリートブロックを使うときでも、高さはやはり1.5メートルまでが上限となります。それ以上の高さであれば凶相となるので注意しましょう。地面に近い部分には、穴のあいた透かしブロックを組み込み、湿気のたまりやすい地表部分の風通しをよくしてあげることも良いでしょう。最近では、敷地の中にカーポートなどを設置することが多いですが、カーポート部分はコンクリートで舗装してしまうので、その分、土壌のネイチャーエネルギーが減少するのです。庭木などが少なければなおさらです。また、カーポートを設置するにしても、砕石などで地面に呼吸をさせてほしいのです。少しでも敷地内のネイチャーエネルギーを向上させるためです。生け垣からは胼木のパワーも受けられるので、この点でも有効なのです。
※風水家相上、塀や垣根のポイントになるのは、なんといても高さです。
塀の高さは、1.4m前後を吉相、1.8mを超えるものは凶相と考えられています。しかも塀はないよりか、ある方がより吉相になるのです。
昔は高さもかなりあって、人の背丈を越えるのが当たり前でしたが、昨今では低くする傾向になってきました。しかし、実は次のような理由から、家相上は望ましい傾向といえます。
敷地が狹い場合は、塀が高いと目陰の面積が広くなって住居内が暗くなります。すると、強い陰の気が過剰になり、健康面、精神面に問題が多い家相になります。塀ぎわに植栽を植えた経験のある方はおわかりになると思いますが、塀から下の部分と塀から上の部分では、同じ木でありながら生育の勢いが違ってきます。また、日差しばかりでなく、気の流れも生きものには非常に大切で、その意味からも、あまり高い塀は好ましくないといえます。
さらに防犯上からみても、高い塀は外からは死角となるために凶相となってくるのです。塀の高さは、1.4m前後を吉相、1.8mを超えるものは凶相と考えられています。塀と家屋の距離というのも、最初から考えておかなくてはなりません。注文住宅であれば、このあたりの配置は、事前に慎重に検討すべきでしょう。あまり近すぎると、太陽の光が地面まで届かず、日の影が家にかかります。風通しも悪く、家の周囲の水はけにも影響を与え、ジメジメとしてバクテリアなどの細菌の温床となるのです。ですから周囲の気を汚すので、凶相になります。
それでは、敷地が狄く、塀と家屋の間に十分な距離がとれない場合は、塀をつくらないのかよいかというと、実はそうでもありません。これは大前提ですが、塀はあったほうが吉相になるので、通風面を改善すればよいのです。この場合、コンクリート塀ならば、下部に通気孔を設けることが必須でしょう。できれば敷地を密閉しないように、生け垣にするほうが風水家相的には良いのです。
・塀は方位ではなく姿・形が大事。
・塀のデザインはあまり派手にせずに、上品な雰囲気のあるものにする。
・高さは1.4mまでに。
風水・家相にいくつかの流派が存在します。流派が代われば、以下のような考え方もされています。
塀は敷地の境界線であるとともに、自分の勢力範囲を示し、他との境となるものです。塀のない家は開放的で明るい感じがしますが、けじめかっかずルーズになりやすくなります。また、他からの侵入に対しても無防備になってしまうため、必ず射はつくりたいものです。一般的な塀としては、ブロック塀、石でつくった塀、レンガや土塀、板で囲う塀、植物の生垣などですが、中には鉄柵でつくることもあるようです。一般的に材質そのものの吉凶はあまりありませんが、鉄柵をめぐらす塀は囗本の家庭には不向きなので、公共性の強い建物に限ったほうがよいようです。飾りが少なく、明るくスッキリした塀がよく、ごてごてした塀は品性を疑われることにつながります。
基本的に、塀の高さは1メートルあれば充分です。180センチ以上あると親しみを欠き、秘密をもったり、権謀術策を弄する家になります。あまり高いものは、秘密性のある保守的な状態を生みますので、ある程度オープンなものがよいでしょう。高い塀に囲まれた家はどうしても自己本意になり、利己工義に陥りがちです。外から覗けるくらいの塀であれば、開放的で明るさのある状態が出てきます。細工をしたり飾ったり、塀に自己のセンスを表現することもできますが、もちろん家の形にマッチしたものでなければなりません。家の外観はそこに住む人の、人となりや人間性をもあらわしますから、白然の法則や摂理の範囲内でほどよく自己をアピールしたいものです。
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