風水師にとってなくてはならないのが、風水の伝統的な道具類です。なかでも『風水盤(羅盤)』は、風水の基本ともいうべき基本的なツールで、風水師はこれらを巧みに使って、目に見えない気のエネルギーを正確に見極め、住環境やビジネス環境を整えます。この風水盤を使いこなすことができたら、あなたも風水帥の仲問入りです。おそらく始めは何が書いてあるのかわからないかもしれません。しかし、手にすることから風水の第一歩が始まります。そして次第に世の中が風水どうりに動いていることを実感するようになるで
風水盤には、五行、八卦、天子、地支、星曜、節気など、星の動きやエネルギーの結合といった、あらゆる宇宙現象、自然現象についての大切な知識がつまっています。風水師、あるいは家相家はこれを使って、ビジネスに最適の立地や家具の配置を計測して判断しますが、使い道はそれだけではありません。風水盤には、地場のエネルギーを調節して、安定させる大きな効果もあり、たとえ使わなくても、気になる場所に置いたり、玄関の壁に掛けるようにすると化殺好転してくれます。さらに、運気が低下している家や人の運気まで上昇させてくれる効果があるのです。また、風水盤を携帯すると、心身が平安に保たれ、大病や災難を最小限に抑えてくれる効果もあり、小さな風水盤をお守りとして身につけることもおすすめです。
『風水盤』は非常に精密なツールです。移動中や保存中の衝撃や傾き、大きな揺れによって簡単に狂いやすいものなので、慎重に扱うことが必要です。なぜなら、角度がわずか数度変わっただけでも、吉凶が変わってしまうからです。さらには風水盤は、たとえ同じ品物でも、運搬方法によって価格が異なります。通常の輸入方法で輸入したものは一般用ですが、専門家用のものは、産地から「運び屋」の人が、機内持ち込み手荷物で、慎重に運んできてくれたものです。種類は水平器がついているものと、ついていないものがあります。
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『風水盤』は、風水の基本的な道具なのですが、これは「本格的なものはまだ」、という人のための入門的な風水盤と言えます。使用しない時は、リビングに置いておくと、エネルギー(気)の調整をしてくれるはずです。
正式な名称は『小羅盤』と言い、小さくても本格的な羅盤です。携帯用バッグがついているので、ベルトにつけて携帯できます。旅先に、これを持って行くと、交通事故や病気になりにくいと言われています。
風水を観る場合や風水判断をする時には、まず第一に方位を知ることが最も重要なことです。そして、その方位に宿っている様々な「示唆」を知ることによって風水改善していくのです。初心者は方位磁石と安定羅盤によって様々な示唆を知るのも良い方法です。
風水盤には「三元羅盤」と「三合羅盤」という論点の違う2種類のものがあります。本格的に勉強したいのなら、8寸6分(約26㎝)以上の風水盤に三元と三合の両方が含まれている「総合羅盤」というものがありますので、それを選ぶとよいでしょう。大きな風水盤には30層以上の示唆があることから、1つの方角に対し30以上の判断ができるのです。しかし、これらのすべてを使いこなすには、風水の背景のすべてをしっかりと理解しなくてはなりません。決して簡単に理解し、使いこなせるものではありませんが、自分の周りの気を安定させ、あなたがイヤだと感じるものを寄せつけない効果もあるため、風水に興味を持ったのなら、まず1台手にして、勉強してみましょう。勉強するうちに必ず、理解できる部分が増えてくるはずです。
風水環境が整っている空間には、良い気が流れているので、居心地がよく、安心感を得ながら過ごせるものです。しかし、現代の住居や、オフィス、店舗で、完璧な風水環境を整えているというところは、まずないと言っていいでしょう。気が不安定だったり、凶の気がたまっている場所がある建物がほとんどです。
風水には、こうした悪い環境を良い環境に改善させる化殺好転のアイテムがたくさんありますが、この『気の安定盤』は地場の乱れたエネルギーを調節して、その空間の気を安定させる効果があります。玄関の壁に掛けたり、室内に置くと、家中の平安が保たれます。特に、家庭や職場の人間関係を良くしたり、良い関係に保つには最適の風水アイテムです。もしも、家族関係が悪く口論が絶えない、職場の人間関係が荒れているような場合には、安定盤をリビングなどの共有スペースに置きましょう。気が安定して、次第に温かい雰囲気が戻ってくるはずです。
化殺好転では「趨吉避凶」効果があり、入口から細長い廊下が続く「槍殺」、出入口の正面に電信柱がある「穿心殺」に使います。また、このアイテムには陰陽の働きを活発にする効果もあり、早くビジネス効果を得たい場合には、客間に置くと、物事を生み出す力が生まれて、商売が繁盛すると言われています。
風水グッズの代表は何といっても「羅盤」でしょう。
【羅盤】
風水をみるためには、これなくしては始まりません。しかし、日本ではまだ簡単に手に入るシロモノではありません。横浜中華街などのような特殊な環境の地域では時折目にすることができます。
小さいものは四千円程度ですが、プロ用ですと大きさが直径二十四センチにもなり、値段も七万円程度となります。かつての中国の宮中での話ですが、日本のタタミー畳ほどもある大きな羅盤を用いていたという例もあるそうです。 風水にはいくつかの流派がありますから、羅盤も種類によって若干異なる部分はありますが、絶対的な方位やその吉凶は変わりません。どうせ買うなら総合羅盤(将盤)が理想的です。
【八卦鏡】
次に「八卦鏡」があります。これは鬼門封じに使う鏡で、二種類あります。エネルギーを拡散 増幅させる働きがある凸面鏡を用いた「先天八卦鏡」と、エネルギーを吸収消滅する働きのある凹面鏡を用いた「後天八卦鏡」です。
先天八卦鏡は、よい方位から入ってくるエネルギーを拡散増幅させるために使います。よい方位に向いている窓の対角線上にある壁に置いて、幸運をもたらすエネルギーを受けてそれを部屋中に拡散させることができます。後天八卦鏡は悪い方位の窓辺に外側へ向けて置きます。鬼門などからやってくる邪気を家の中に入れないよう、吸収してしまうためです。八卦鏡も中華街などで置いているのをまれに見かけます。手に入らない場合は、先天八卦鏡は車のバックミラーで、後天八卦鏡はお化粧用の凹面鏡を利用するなど、代用品を使用することでよい気を拡げたり、入り込む邪気を防ぐことができます。しかし八卦鏡はお守りですから導師の開光処理が必要です。
「玉」とは読んで字のごとく。たま”なのですが、一般的には水晶がよく用いられます。大き い玉はよい運気を拡げたり、あるいは鬼門封じとして家の要所に置いて使います。球体は凹面鏡・凸面鏡の両方の働きをしますから、よい気に対しては凸面の力が働いてその気を拡げ、悪い気に対しては凹面の力が働いて反射します。小さな玉は持ち歩いて個人の運を高めるために使います。中国や台湾の女性は、水晶の玉をくりぬいたブレスレットを幸運を招くアクセサリーとして身につける人が多いようです。 この他、「金・絹」も風水では幸運を呼ぶ物として尊重します。女性でしたら金のアクセサリ ーを必ず身につけます。男性でしたらゴールドの腕時計をしてはどうでしょう。絹に関しては体 に直接触れる下着が一番その力を発揮してくれるようです。金とはK24でさらに開光処理が必要 です。中国や台湾などの風水の盛んな国では、羅盤や八卦鏡、玉なども比較的手に入りやすい品 物です。仏具関係のお店などをのぞいてみれば置いてあるので、旅行で訪れた際に割安で求める という方法もあります。
建物の風水をみる場合は、周囲の環境を把握することが大切です。 まず、建物の周辺の白地図を購入します。
一万分の一という大きな範囲(市や都)でのその土地の運(龍)を調べます。 まずはじめに、建物のある地域(エリア)をみましよう。そしてその地域の中心地がどこであ るかを見つけることが必要です。東京ならば皇居、大阪ならば大阪城、京都ならば大極殿(千本 丸太町の交差点)がその土地の中心です。他の都市でも、目安としてはお城あるいは古城の跡などがその土地の中心部であると判断できます。他にはその地域の中心的な古建物(昔からの県 庁や市役所など)も中心部ととらえることができます。中心が分かったらそこに羅盤の中心を重ねて置き、実際の鑑定に入ります。
中心から見た自分の家あるいは会社は、二十四山のどの方位にあるでしょうか。その方位のもつ意味こそそのエリアの中での自宅あるいは会社の運の良し悪しや強弱を意味します。 次に、二千五百分の一の地図で自宅や会社が周囲の環境からどんな影響を受けているかを確認 します。まずはじめに家や会社の周囲一キロ以内にある障害物にマークをします。障害物とは神社や墓地、橋、高層ビル、その他火葬場、古井戸などの怨念の深い場所や古戦場などです。もち ろん自殺や殺人や死亡事故の現場、教会も含まれます。また養鶏場なども住居として嫌われる土 地が利用されている場合が多いので、マークしておきます。次にマークしておいた障害物すなわち、お寺や墓場などと自宅や会社の位置関係を羅盤でみて いきます。それらがどの方位に位置するかで、自分や会社への影響がわかります。
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