マンションの風水 【基本編】 新築マンション買う前に!!

マンションの風水【2021~2022】

 

一般的に交通の便がよく、通勤や買い物にも便利なマンションは、都市生活には欠かせない生活スタイルです。しかし、もともと効率的な土地利用を目的としたマンションなどの集合住宅では、風水的な配慮はいっさいされていないのが一般的です。

 

そんな中で、風水的にも理想の部屋を探すのは、まさに至難のわざです。そのため、マンション選びでは利便性や周囲の環境など、自分が生活に求めるものの優先順位を考え、それらを考慮しながら、ある程度風水的な吉凶には目をつぶることも必要となります。まずは、これだけは譲れない、という自分なりの基準を決めて、探すことがたいせつでしょう。

 

また、大地の気が不足しがちな高層階に住む場合は、ベランダでガーデニングをしたり、近くの公園を散歩するなどして積極的に自然と触れあい、自然からエネルギーをもらう機会をつくるようにしましょう。

 

 

マンションにおける風水のポイント

マンションの風水

 

 

ポイント1

 

 

 

建物全体と部屋の吉凶はどちらを優先させる?

マンションを選ぶ際に気になるのは、マンションの吉凶は建物全体で見るのか、自分が住む部屋で見るのか、ということです。まずは、建物のエントランスが家長の本命卦の吉方位に向いていれば最良です。さらに部屋の玄関や間取りが本命卦の吉凶方位、または宅卦の吉凶方位と照らし合わせて、それぞれの方位に適した間取りになっていれば理想です。いくつかの要素を照らし合わせて、できるだけ理想に近い部屋を選ぶようにします。

 

しかし、立地や建物全体の形や方位、部屋の間取りなど、すべての条件を満たす物件を探すのは至難のわざです。妥協も必要とされるでしょう。気に入った物件の中から、自分や家族に少しでも幸運を運んでくれるマンションを選ぶようにしましょう。

 

 

ポイント2

 

 

 

同じような間取りでも部屋によって吉凶が異なる

一つの建物に同じような間取りの部屋が並ぶマンションでも、その吉凶はさまざまです。集合住宅の場合、配水管の関係で隣同士の部屋の間取りが左右対称になっていることがよくありますが、たったこれだけの違いでも、一方の部屋は何の問題もないのに、片方はまれに見る凶相の部屋となっているということもあるほど。部屋を決める際は、まずは玄関と水まわりの位置と方位を確認して、それから全体の間取りをチェックするようにしましよう。

 

 

ポイント3

 

 

 

高層階の気の通りと注意ポイント

大地の気が影響するのは、せいぜい3階程度までです。それより上の階の部屋は、ベランダや窓から入る大地の気が期待できず、部屋の玄関だけが、気の入り口となります。唯一の入り口であるエントランスと部屋の玄関の方位だけは本命卦の吉方位に合わせ、少しでもよい気を吸収できるようにしましょう。

 

 

 

マンションにおける風水のポイントは様々ですが、一般的には以下のようなことに注意します。

建物の入り口(玄関)の向きや形状
建物の形状やデザイン
建物の周りの環境(道路、河川、山、林、など)
建物の内部の配置(リビングルーム、寝室、キッチン、バスルームなど)
建物の向きや高さによる日照や風の影響

具体的には、玄関が適切な方向に向いていること、建物が周りの環境と調和していること、内部の配置が適切であること、日照や風の影響を受けにくい位置にあることなどが重要です。また、一般的に上層階の方が風水的には望ましいとされています。

 

マンションの家相の見方

 

 

マンション選びのカギを握るのはあなた

鍵を握る
合理性が優先されるマンションの場合、敷地をできるだけ有効に使うために部屋の配置に関しては、まったくといっていいほど風水の考えはいかされていません。そのため、部屋ごとの吉凶も驚くほどバラバラです。そんな中でも、探せば理想に近い部屋が見つかるもの。マンション選びの成功の秘訣は、あなたの根気次第といってもよいでしょう。

 

大地の気、風通し、採光などには多少のガマンが必要

マンションを購人することは、都会で暮らす場合には合理的な選択肢のひとつです。ただし覚えておいてほしいのは、マンションなどの集合住宅はもともと都市の狭い土地に効率的に建てられているため、風水的には大地の気を受けにくい立地条件であることが多い点です。

 

コンクリートの敷地に建てられて、緑地スペースも設けていないようなマンションも多く、土地や自然のエネルギーから隔絶された暮らしになりがちです。また、都市型のマンションでは当然のことながら風通しや採光の而でも条件が悪くなりがちです。ですからマンションを永住の棲み家とする際は、これらの点をある程度は受け入れる覚悟が必要でしょう。そのヒで、これだけは譲れないという合格ラインを設けて、少しでもよい条件のものを諦めずに探すことです。さらに、不足しがちな自然のエネルギーは休日に緑の中で過ごして補うなど、家で過ごす時間以外の工夫も大切です。

 

風水的な配慮がされていないマンションがほとんど

マンションの家相

 

もうひとつ覚悟しておいていただきたいのは、マンションの各部屋は、風水的な配慮がほとんど全くなされずにつくられているといケ事実です。都市のマンションづくりのテーマは、狭いスペースにいかに必要な要素を詰め込み、戸数を増やすかといケ機能を重視したものです。最近では風水がブームとなり、また日本には「家相」という知恵があるというのに、ことマンションの設計に関しては、それらの知恵は全く活かされていないと思って間違いありません。ですから、よいマンションを選べるかどうかは、あなたの手間と根気にかかってきます。

 

逆にいえば、風水的な意図もなくつくられた物件でも、よく探せば問題のないものや、かなり理想に近いものを見つけることは可能です。必ず不動産業者から正確な平面図を取り寄せて、自分の目で凶要素がないかどうか、確認をすることが何よりも大切です。

 

マンションの吉凶は建物全体と部屋の両方で見る

よくみなさんが疑問に思われるのは、マンションの部屋の吉凶はどこで見るのか?・という問題です。マンション全体の形や方位で見るのか、それとも自分が住む部屋で見るのか。端的にいうなら、両方を考慮する必要があります。ただし、どちらを優先すべきかというなら、実際に自分が住む部屋の間取りや方位を重視してください。というのも、マンションの場合は、建物全体も吉相で、人居する部屋も吉相だということはほとんどありえないからです。どちらも理想的なものを探していると、いつまでたっても入居できないことになりかねません。マンション自体に多少のマイナス要素があっても、肝心の部屋に問題がないなら、購入に踏み切ってもよいと考えていいでしょう。

 

隣り合う部屋でも吉凶は全く違うことがある

マンション選びでは、ほんの少しの差で部屋の占凶が劇的に変わるという特徴があります。ある部屋は何の問題もない吉相なのに、その隣の部屋は最悪の凶相だ、ということも珍しくないほどなのです。つまり、各部屋は一見全く同じ間取りで作られているようでも、微妙にレイアウトが違っていたり、左右が逆転していたり、角部屋は特殊なレイアウトだったり、エレベーターなどの設備によって欠けができていたりと、よく見ると各部屋のつくりはまちまちなのです。もちろん、マンション全体の中でその部屋が北側にあるのか、南側にあるのか、といった違いもあります。一般にマンションでは東南の位置にある部屋が先に売れる、といわれますが、これなどは日当たりのよさもさることながら、風水的な吉方位であるという理由もあるでしょう。

 

ただし、建物の中の位置がよくても、その部屋自体が吉相かどうかはまた別問題です。各部屋の中心を出して方位を見て、玄関や水場の位置を詳細にチェックして、初めてその部屋が吉相かどうかがわかるのです。同じマンションの隣り合った部屋でも、家相は大きく変わってきます。部屋選びのポイントは、玄関と水場(浴室、トイレなど)の方位。凶相の間取りのように、水場が鬼門にかかる部屋は購入を避けたほうが賢明です。同じマンションでも間取りのパターンはいくつかあるもの。なるべく好ましい家相の部屋をえらんでください。

※1階が駐車のマンションはダメ!!

 

 

自分でできるマンションの風水チェック

風水のチェック

 

土地の雰囲気、外観など第一印象は気に入ったか?

まず大切なのは、マンションの前に実際に立ったときに、よい印象を持てるかどうかです。具体的には、敷地から大地や自然のエネルギーを感じ取れるか? マンション全体の形や外観は気持ちがいいものか? アドバイスとしては、建物の形はコの字型やLの字型や凸凹の多い形よりも、中心の取りやすい長方形の建物が無難です。とくに玄関が引っ込んでいるマンションは要注意で、玄関が吉方位の場合は凶意となるので避けましょう。

 

建物全体の中での部屋の方位は望ましいか

マンション全体の中で、住もうと思っている部屋が建物のどの方位にあるかをチェックします。不動産業者から正確な図面を取り寄せて、マンション全体の中心点を算出し、自分の部屋の方位を見ます。部屋が建物全体の中の東南に位置するなら、最高の吉運が望めますので、ぜひ購入を決断してください。逆に最も避けるべきなのは、両鬼門と呼ばれる「束北」か「西南」にかかる部屋。同様に避けたいのは、「東」「西」「南」「北」の正中線エリアにかかる部屋です。これ以外なら、大きな問題はありません。

 

 

部屋の玄関、火と水の場所は吉方位か?

その次にすべきなのは、住むべき部屋を一戸の住居と捉えた場合の、各部屋の方位チェックです。特に大切なのは、人切な3つの場所が凶方位にないことを確認することです。3つの場所とは、第1に玄関、第2に火を扱う場所(台所のレンジ、洗面所の湯沸かし器)、第3に水場(トイレ、浴室、台所のシンク)です。これらが、いわゆる両鬼門である「東北」「西南」にかかる場合は、購入を断念してください・玄関と火の場所に関しては「東」「西」「南」「北」の正中線エリアも避けたほうが良いでしょう。

 

 

部屋の東南方位に「欠け」や問題がないか?

次に、部屋に「欠け」がないかのチェックが必要です。とはいっても設備やレイアウトの問題で何らかの「欠け」が生じるのはマンションの常。けれど、「東南の欠け」だけは何としても避けてください。東南は最大の吉方位なので、この方位に「欠け」のある部屋は致命的な凶相となります。たとえば図面を見るとPSと記された「欠け」の部分がありますが、これは「パイプスペース」といラ意味で汚水管が通っている箇所ですので、東南にある場合には致命的な凶要素になります。

 

低層階がいいか、高層階のほうがいいか?

何階に住むべきか、というのも大切なポイントです。実はこれには一定の決まりはなく、マンションの立地条件によって最適な階数は違ってきます。地面に露出した部分があり、生け垣や庭などの緑地スペースがあるマンションの場合は、低層階に住むほうが吉。大地のエネルギーが受けられ、小さな子どもが外に出て遊びやすい好環境です。逆にコンクリートなど人工的な敷地に建つマンションで、高層階のほうが遠くの緑が見渡せるような場合は、高層階に住むほうがよいでしょう。

 

近くに公園など自然の環境があるか?

近くに緑地や公園など、豊かな自然環境があることも大切なポイントです。というのも、マンションはあくまでも機能的につくられた寝起きと居住のための必要最低限の空間だからです。風水的に見るなら、マンションで寝起きするだけでは、どうしても自然の「気」のエネルギーは不足しがちです。不足分の「気」を補えるだけの自然環境とライフスタイルまでを見込んだ、大きな視点でのマンション選びが大切になります。

 

建物の「つくり」は良心的で耐久性があるか?

最後に、マンションの「つくり」の善し悪しのチェックをしてください。建築技術は優良か?手抜きはないか? 大手のメーカーだからといって安心はできません。できれば専門の建築家を伴って実地検査に行かれることをおすすめします。ドアの開け閉め、給排水の善し悪し、壁の厚さ、床と幅木の間隔など、建築上のポイントがあるので確認を。特に壁や天井や床に「シミ」がある場合は、必ずや何か問題のある証拠ですので、そのような物件は避けたほうが賢明です。

 

 

マンションの気をつけたい 凶家相の実例

マンションの狂想
マンションの物件には、風水的には問題のあるものが多々あります。ここに具体的な悪いサンプルを紹介しましたので、ご参考にしてください。すべて間取りに方位的な問題がある例、つまり日本でいう「家相」に問題があるものです。

 

特にマンションは条件のよい部屋から売れていきますので、何戸か残った中から選ぶ場合には、かなりの注意が必要です。なぜその部屋が売れ残っているのか、なぜ空き室なのか。必ず理由があるはずですので、図面を詳細に見てチェックしてください。そして、もし部屋に何らかの問題が見つかった場合にはどうすべきか。建築家の立場からは、潔ぐ断念されることをおすすめします。というのも、マンションに関しては、リフォームするのが容易ではないからです。分譲マンションの場合は、注文可能なハーフオーダーメイドというシステムや、リフォーム可能なケースもありますが、それにも限度があります。

 

たとえば水場に問題点があって水道の配管設備の位置を変えたくても、そこまでのリフォームはできにくいのが現状です。その他にも、建物全体を支えるために縦に貰通している構造の柱部分や、コンクリート壁などは動かせません。ですから図面を見た段階で問題が見つかった場合は、リフォームを考えるよりも、購人をあきらめて他を当たるほうが賢明だといえるでしょう。ただし、問題のどこまでを許容範囲と考えるかは専門家の中でも意見が分かれる点です。私からのアドバイスとしては、マンション選びのポイントの目安にしていただければよいかと思います。さらに水場に関しては、2箇所以上の問題点がある場合には、購入を断念したほうが賢明だと考えてください。トイレだけが問題であるとか、キッチンの水場だけが問題だ、という場合には、ゴーサインを出してもかまわないでしょう。

 

「表鬼門」に玄関、トイレがある

鬼門のトイレ風水学的に最も悪いケースは、東北、つまり「表鬼門」と呼ばれる方位に玄関か水場があるものです。玄関がこの方位にある場合には、社会的な問題や家庭内の問題が発生することもありうるでしょう。水場がある場合は、滞った「気」が家全体に影響を及ぼしやすくなるため、健康問題なども起こりがちです。

 

こうして図面で見ると、風水的な配慮が全くなされていない言語道断の間取りのように見えますが、実はこのような例は意外に多いのです。その理由は、マンションでは「日当たり良好」「南向き」を売り文句とする物件が多いため。つまりバルコニーやベランダを南側に配置した結果、玄関の方位が凶方位になってしまうわけです。さらにスペースを有効利用するために玄関の近ぐにトイレを配置するケースも多いのが現状。こうして、本来なら静かに清浄に保つべき東北のエリアに、玄関と水場がスッポリと入ってしまう物件が数多くできてしまうので注意しましょう。

 

吉方位に「欠け」がある

吉方位に「欠け」がある部屋も、風水的に見るなら最悪のケースです。特に最も避けるべきなのは、最大吉の「東南」に「欠け」がある場合。東南からもたらされる幸運の運気が削がれてしまいます。さらに、建築上にもさまざまな制限が出てきてしまいます。つまり東南は万能ともいえる方位なだけに、本来なら何を配してもよい、まさに「使える」方位。門、玄関、寝室、書斎、キッチン、トイレ、浴室まで、できればすべてを東南に配したいぐらいの吉方位なのです。そのせっかくの方位に「欠け」があると、これらの箇所を凶方位に持っていかなくてはならなくなりがちです。

 

他の吉方位では、「東」に「欠け」がある場合は家庭の発展や長男に問題が起こりがちになり、「南」なら社会的な成功に陰りが出たり。「西北」なら一家の主人の威厳が損なわれる傾向が。東南、西北、東、南の四方位の「欠け」には十分に注意が必要になります。

 

玄関が正中線エリア、鬼門にある

鬼門がある玄関が正中線エリアにある場合も、風水的には思わしくないと見ます。正中線エリアというのは方位の持つエネルギーの影響を強く受けがちなので、基本的にはどの方位であっても、玄関を配すべきではありません。とくに「北」の正中線エリアは凶意が強いので要注意です。また、「東北」「西南」のいわゆる鬼門と呼ばれる方位に玄関を配した物件も避けるようにしてください。

 

図面で見ると、ほんの少し玄関をズラせば問題が解決するのに……というケースも多く見受けられます。逆にいえば、正中線エリア上に玄関や水場など重要なパーツを配して平気でいるような設計というのは、かなり問題です。正中線エリアと鬼門のチェックは、マンション設計の良心を判断する基準にもなる重要ポイントだといっていいでしょう。

 

キッチンが「裏鬼門」にある

キッチンが西南の方位にある物件も、風水的には大問題です。西南はいわゆる「裏鬼門」と呼ばれる方位。ここに火や水を扱うキッチンを配すると、滞った「気」が家全体に及ぶことになりがちです。科学的に考えても、西南というのは家の中で最も熱気がたまりやすい方位。物を置いておくと腐食しやすく、濡れ手ぬぐいなども乾燥しにくく悪臭を放ってきたりしがちです。このような方位に、食べ物を扱う清潔であるべきキッチンを配するのは間違いです。

 

最悪なのは、西南の正中線エリアに、水を扱うシンクや蛇口や排水囗、湯沸かし器、ガスコンロや備え付けのオしフンが位置してしまう場合。これらの箇所がうまく正中線エリアを外れていたとしても、西南の方位にキッチンがあると、ストックした食料などが腐敗しやすくなるので要注意です。基本的に、西南のキッチンは避けたほうが無難だといえるでしょう。

 

通路の突き当たりにある部屋

通路のいちばん奥、突き当たりの部屋は、人もあまり通らす静かでよいのですが、構造的にも建物の隅ば気だまり。ができやすいので注意しましょう。

 

部屋の中央を走る廊下

玄関からいちばん奥の部屋まで廊下がまっすぐにのび、部屋を左右に分ける間取りはNG。特に、玄関から奥の部屋の窓が見える場合は大凶となります。

 

上下左右の部屋のチェックも忘れずに

部屋の吉凶に関しては、基本的に一戸建ての場合もマンションも変わりはありません。玄関と太極の位置や水まわり、そして部屋の「欠け」に注意をしながら、これまでの例を参考に、自分に合った部屋を選ぶようにしましょう。

 

マンションのような集合住宅の場合、特に注意をしなければいけないのは、両隣の他に自分の部屋の真上と真下の部屋にも気を配らなくてはいけないこと。音や振動は下に伝わりやすいため、マンションの場合はお隣よりも、部屋の上下階の住人とトラブルになるヶ-スが多いようです。自分が下の階に迷惑をかけないように注意するのはもちろんですが、上の階のお宅の家族構成(大家族だったり、小さな子供がいないかどうか)を把握しておくのもたいせつでしょう。できれば、周囲の状況を把握してから最後に入居(購入)することができればベストです。

 

マンションの部屋の五行

マンションなどの集合住宅では、五行を使って部屋の階数や位置によって吉凶を判断することがあります。ます、部屋の階数を1階から順に水、火、木、金、土……と数字が表す五行で数えていき、部屋の位置もマンションのまわりの広い道路側(複数ある場合は東の道路)から見たとき何番目の部屋であるか順に同じように数えます。5以上の数字の場合は、元に戻って水、火、木と続きます。これで、あなたの部屋の性質がわかります。たとえば、4階の4番目の部屋なら「火」という具合です。もしあなたの本命卦が火の特性を持つ「離」だったり、火と相性のよい「土」の特性を持つ「艮」や「坤」たった場合は、とても相性のよい部屋となりますが、「火」と相剋にある[水]や「金」の特陛の「坎」や「乾」「兌」の本命卦を持つ人にとっては。よくない部屋となります。マンションを選ぶときには、こうした部屋の五行も考えて、選ぶようにするとよいでしょう。

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マンションと周囲の関係

マンションの周囲

中央に1棟だけ高いマンション

1棟の高いマンションの周囲を低いビルが囲むように建っている場合、そのマンションの住人は人間関係で孤立しやすく、浪費して財産が貯まりにくい、といわれています。

 

住宅地の中のマンション

一戸建ての家が多い住宅地の中に、1軒だけ目立って建つマンションは、協力者が現れず、思いきったこともできなくなり、東奔西走の日々を送るようになる、といわれています。

 

高速のカーブの脇に建っている

高速のカーブの外側に建つマンションは、流れる車の悪い気を受けるのでよくありません。なかでも高速と同じ高さにある階は、大凶となるので注意が必要です。

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